羽田伊織

羽田伊織

「5分後に美味しいラスト」河出書房新社 「小説家は愛の言の葉を綴る」 「恋のはじめましてをもう一度」電子書籍出版 。奨励賞/大賞受賞など
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財政難の大奥で『御年寄(おとしより)』として働く、高遠あかねの趣味は男色本小説の執筆。 手違いで原稿が流出してしまい作者捜しの取り調べが行われることになるが、ここで同士である女性と運命の出会いを果たす。 一方で、大奥の財政難を救うために男色小説を売って儲けることはできないかと考えて売り込みに出かけ、無事出版のはこびとなるが出版条件は絵師も大奥で用意すること。 『男色本への理解があって、絵が上手くて、絡みが描けて、摩羅の形を知っていて、描くことに抵抗のない女性』 難易度の高い絵師捜しは難航するが、取り調べの際に同士だと気付いた女性を思い出し一縷の望みをかけて会いに出かけたことで、ふたりの極秘男色本出版が幕を開ける。 無表情の強面字書きと、引っ込み思案な陰気絵描きがBL小説を出版して金欠の大奥を救う物語。 表紙フリー素材 https://flowerillust.com/html/back/back0508.html
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小説 193,824 位 / 193,824件 歴史・時代 2,393 位 / 2,393件
文字数 112,999 最終更新日 2023.01.19 登録日 2022.11.11
身体障碍者の40代女性は、靖国神社の拝殿前で20代の青年と出会う。だが彼は命を絶とうとする人なのだと気づいた女性が声をかける。普通に生きる人には重く、理解されない言葉がふたりには通じる。孤独とお金、家庭環境を描いた短編。
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小説 193,824 位 / 193,824件 ライト文芸 7,644 位 / 7,644件
文字数 13,416 最終更新日 2019.03.06 登録日 2019.03.06
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