最狂公爵閣下のお気に入り
「お姉さんなんだから我慢しなさい」――そう言われ我慢を強いられ続けてきた伯爵令嬢のセレスティナ。どうして自分だけ我慢しなくちゃいけないの? 鬱屈した思いに押し潰されそうになった彼女を救い出してくれたのは、シリウス・オルモード公爵だった。シリウスは、その美貌と頭脳、そして常識を歯牙にもかけない性格により、誰もが恐れる人物。けれどセレスティナにはとてもやさしい。今はまだ子供だと思われているけれど、大きくなったら……と願うセレスティナを、彼も大事に思っているようで……。最狂公爵閣下は才能も報復も愛情も超弩級!? 息も つかせぬ破天荒ストーリー、ここに開幕!
華麗に離縁してみせますわ!1
父の命でバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、別に好き合う相手のいた伯爵エイドリアンに酷い言葉で初夜を拒まれ、以降も邪険にされていた。しかしローザはそんな夫の態度を歯牙にもかけず、一刻も早く父の管理下から逃れるべく、借金で傾いた伯爵家を立て直して貯金をし、さっさと離縁して自由を手に入れようと奮起する。一方で、掃除に炊事、子供の世話、畑仕事に剣技となんでもこなすローザに、エイドリアンはだんだんと惹かれていくが…… 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
華麗に離縁してみせますわ!3
父の命令で、没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、自分に見合う男になろうともがく夫・エイドリアンを好ましく思っており、彼を支えることを決意する。そんな矢先、謎多きローザの父・ドルシア子爵の正体が、冤罪で処刑された元王太子であることが判明。「お前を鍛えたのは、どんな状況でも生き残らせるためだ」――ドルシア子爵がローザを厳しく育てたのには、驚きの目的が隠されていて…!?
華麗に離縁してみせますわ!2
父の命令で、没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。当初、ローザを毛嫌いしていた夫・エイドリアンは予想と大きくかけ離れた彼女の様子にだんだんと惹かれ、完璧すぎる淑女のローザに見合う男になろうと決意する。一方ローザは、エイドリアンの素直な部分を好ましく思っており、「父にとって役立つ男だと示して下さい」と離縁まで二年間の猶予を与える。そんな中、ローザを気に入ったアムンセル殿下が、彼女を側室にすると宣言して――!?
華麗に離縁してみせますわ!3
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、自分に見合う男になろうともがく夫エイドリアンを可愛らしく思うものの、その気持ちがなんなのか分からないでいた。そんな中、ひょんなことから国王に目を付けられたローザは、側室に召し上げられることに。父であり、冤罪で追放された元王太子のドルシア子爵は、それを利用して国王に近づき、正当な跡継ぎたるローザに王冠を贈るべく本格的に動き出す。一方エイドリアンは、いずれ来るローザとの別れを受け入れる心の準備をしながら、すれ違いこじれっぱなしの親子の仲をどうにか修復しようと奔走中。王座を取り戻した時、二人の離縁も成立し――
華麗に離縁してみせますわ!1
恋人のいたエイドリアンと結婚したローザ。「お前ほど醜い女はいないな。興ざめだ。」初夜でそんな言葉を投げつけられたものの、ただ父の命令で嫁いだだけの彼女にはエイドリアンへの好意はこれっぽっちもない。一刻も早く父の管理下から逃れるべく、お金を貯めて離縁して自由を手に入れようと奮起する。一方で、掃除に炊事、子供の世話、畑仕事に剣技と、なんでもこなす一本芯の通ったローザにエイドリアンはだんだん惹かれていくが...?
華麗に離縁してみせますわ!2
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。夫エイドリアンは予想と大きくかけ離れた彼女の様子にだんだんと惹かれ、完璧すぎる淑女のローザに見合う男になろうと決意する。情けなくも一途で素直なエイドリアンを好ましく思っているローザもその意志を支えようとするが、二人が夫婦生活を続行するには父に認めてもらわなければならない。立派な領主になるべく動き出した矢先、謎多き父の正体が冤罪で処刑された元王太子であることが知らされる。いずれ報復しローザを女王の座に就かせると言うのだ。エイドリアンは領主どころかいずれ王配として認められなければならないということだが、前途多難なようで――
華麗に離縁してみせますわ!
父の命でバークレア伯爵に嫁いだ子爵令嬢のローザ。彼女は、別に好き合う相手のいた伯爵エイドリアンにひどい言葉で初夜を拒まれ、以降も邪険にされていた。しかしローザはそんな夫の態度を歯牙にもかけず、一刻も早く父の管理下から逃れるべく、借金で傾いた伯爵家を立て直して貯金をし、さっさと離縁して自由を手に入れようと奮起する。一方で、掃除に炊事、子供の世話、畑仕事に剣技となんでもこなす一本芯の通ったローザにエイドリアンはだんだんと惹かれていくが…… アルファポリス「第14回恋愛小説大賞」大賞受賞作、待望の書籍化!