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~感情互換~ ある街で行われる人体実験の1つ。 感情を4つストックすることが出来る容器が配られる。 取り出す際は、その時の感情を容器に移す。 大きな負の感情を溜めすぎると容器から溢れ、負の感情が一斉に流れ出す。 そうなると、鬱状態になる。 感情の出し入れは自由で他人からは見えない。 病院やセンターには、見ることができる機械があるが、個人情報であるため守られる。 高校生になると、半年に1回健康診断を受ける。 それは、用法用量を測るため。 負の感情を溜め込みすぎないように、国家が作り出した薬が配給される。 その薬は多幸感が得られ、脳への影響こそ少ないものの、極めて依存性が高く、国から指定されている用量を上回ると精神に異常をきたす。 そのため取引は禁止。街の外での使用も禁止。 感情互換実験の行われる街で生まれ育った男の子が、街に疑問を持ちながらも、それが当たり前''普通''の世界で生活している。 何となく生きづらい、でも別に不幸ではない。ただ少し退屈に感じてしまう。 それは何故なのか。 作者はBLが大好きですが、BLは書けません。これはBLではありません。 ただすごく下品な表現があるかもしれません。
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文字数 668 最終更新日 2020.09.22 登録日 2020.09.22
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