笹目いく子

笹目いく子

第8回歴史・時代小説大賞にて『調べ、かき鳴らせ』が大賞、『深川あやかし屋敷奇譚』が特別賞を受賞(書籍化進行中)。よかったらお立ち寄りください!noteでも投稿始めました。

著者プロフィール

1980年東京都生まれ。米国在住。2022年、アルファポリス第8回歴史・時代小説大賞にて『調べ、かき鳴らせ』が大賞、『深川あやかし屋敷奇譚』が特別賞を受賞。2024年、『調べ、かき鳴らせ』を『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖』に改題し出版デビュー。本格時代小説からコミカルな怪異譚まで幅広く執筆する。
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アルファポリス文庫
あやかしミステリ登場!

深川あやかし屋敷奇譚

遊び人の放蕩次男坊、実はお江戸の名探偵!?

大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、深川にある彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。呪いも祟りも信じない女中のお凛は、仙之助の酔狂に呆れながらも、あやしげな品々の謎の解明に今日も付き合わされる。――自ら火を出す呪われた振袖。ひとりでに歩き出す市松人形。飼い主の周囲に不幸をもたらす猫。そして、無残に打ち捨てられた遺骸のそばに現れるあやかし・以津真天(いつまで)。これは怪異か、それとも誰かの策謀か。ミステリと怪異が複雑に入り組んだあやかしお江戸ミステリの最高峰、ここに現る!

■文庫本 ■定価836円(10%税込) ■2025年02月05日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
アルファポリス文庫
苦難乗り越える父子の絆

独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖

アルファポリス第8回歴史・時代小説大賞「大賞」受賞――心揺さぶる人情譚

本所・松坂町に暮らし、三味線の師匠として活計を立てている岡安久弥。しかしひとたび刀を握れば、鬼神のごとき戦いぶりを見せる一刀流の使い手だ。大名家の庶子として生まれ、市井に身をひそめ孤独に生きてきた久弥だが、ある転機が訪れる。文政の大火の最中、幼子を拾ったのだ。名を持たず、居場所をなくした迷い子との出会いは、久弥の暮らしをすっかり変えていく。思いがけず穏やかで幸せな日々を過ごす久弥だったが、生家に政変が生じ、後嗣争いの渦へと巻き込まれていき――

■文庫本 ■定価869円(10%税込) ■2024年05月31日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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