スキル【合成】が楽しすぎて最初の村から出られない3
啓示の儀式で【合成】スキルを授かったセン。故郷のエメル村に突如現れた迷宮に潜り、そこで世界樹ユグドラシルと出会った彼は、世界を脅かす邪竜を祓うため、迷宮に棲む四龍を倒してほしいと頼まれた。といっても、焦る必要はないらしい。センはスキルで様々なアイテムを作りつつ、仲間とともに少しずつ迷宮攻略を進めていく。そんなある日、エメル村に見たこともない魔物が襲来。世界の崩壊を予感したセンは、【合成】スキルを最大限に活用し、四龍討伐に挑むのだった――
スキル【合成】が楽しすぎて最初の村から出られない2
啓示の儀式で【合成】スキルを授かったセンは、ある日、素材を買う資金を調達するために、王都で自作の魔銀の剣を売る。あまりに優れた性能であるため、おかしな騒動に巻き込まれないよう、センは素性を隠しておいた。無事に資金を得て村に戻った翌日、勇者が城の兵士を連れてやってくる。どうやらセンが売った剣の話が城まで届き、その剣を作った腕利きの鍛冶師を探しているらしい。センは名乗り出ることなく静観していたが、やがて国中を巻き込む予想外の事態へと進んでいく――
スキル【合成】が楽しすぎて最初の村から出られない
エメル村で暮らすセンは、冒険者に憧れるごく普通の少年。15歳になった彼は啓示の儀式を受け、誰も聞いたことのない【合成】というスキルを授かる。どんな能力なのか探るべく、様々な素材を集めて合成を試してみると、完成したのは常識外れなほど強力な魔道具やアイテムの数々。あまりに強力すぎるため、センは能力を隠して【合成】生活を楽しむことにしたのだが、ある日、彼のもとに異様な姿の男が現れて平穏な暮らしが変わり始める――