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塔にいる少女。自分が何者かもわからずにただ終末を望む―。ただそれだけだった。
夢に出てきた少年に私の未来を託し、動き出した、かみ合い始めた私の歯車。
少女の名は【メルトメリア】誰かがつけた、とても大切な人がつけた大切な名だった。
空っぽの記憶を頼りに物語は始まった。終末が始まった。
登録日 2017.07.12
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