社畜 晴夜

社畜 晴夜

社会の底辺の人間の『社畜 晴夜』と申します。 ☆猫LOVE☆ 【雨は雪のように。】【僕を見つけて】 月に一度更新をさせていただきます!
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青春 連載中 長編
『じーちゃん、どうかしたの?』 『雪人…歌…歌ってくれんか…?』 『え…?』  俺は正直、大して歌はうまくなかったし、何より、音楽という概念に一切興味がなかった。  そんなある日、じーちゃんが病に侵されて寝込んでるのを見守ってる時に俺は鼻歌を歌っていた。  それが気に入ったのか、その鼻歌に歌詞を付けて歌うことを懇願してきた。  その日を境に、じーちゃんは俺を見つけると歌を歌わせてきた。  そんな日常が次第に慣れ始め、俺がじーちゃんに歌を歌うことが俺の楽しみであり、俺の生きがいとなっていった。 そんな時…悲劇は突然…何の前触れもなく起きた。  じーちゃんの病が急変して、病魔はこの世から…家族から…俺からじーちゃんを奪っていった。  じーちゃんは、死ぬ間際まで俺に歌を頼んできた。しかし、俺は嗚咽を漏らして泣いていて俺の歌を聞けずに、じーちゃんはこの世からいなくなった。  生きる希望を失った俺に友人である《湊 蓮磨》は、「おっちゃんだけじゃなくて、皆のために歌えばいい。」  そう言って、歌い手になることを勧めてきた。 だが、俺はそれを拒んだ。  何度も何度も頼まれて…渋々だが歌わずに済む作曲を担当として2人でユニットを作った。  これはそんな俺達、そんな俺の物語にしたような日常の話だ。
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文字数 12,183 最終更新日 2020.03.05 登録日 2016.10.13
青春 連載中 長編
『口は災いの元』 喋ることを恐れ、喋れなくなり、言葉を失った。 人に『声』を伝えることに怯えたから。 人に『行動』を見せることに怯えたから。 言葉を失った少年。《柳井 賢斗》はそのまま高校へと上がった。 また、傷付くことを恐れ、怯えながら。
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文字数 5,374 最終更新日 2016.11.15 登録日 2016.10.28
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