中条清里

⬛令和版　ハレンチな学園 元祖ハレンチ学園は永井先生の作品です 初めてこれを見た時はあまりの過激さに度肝を抜かれ(10代ソコソコの女子があんなにHな演出をしていると)とても印象に残り忘れられなくなってしまいました　最初にH漫画の壁をぶち破った第一人者です　数々の流行りやPTAや社会からの軋轢をモロに受け、有害図書にされそうになったり、それにも屈せず立ち上がります　その不屈の精神、影響力は伝説となり、永井先生の漫画に感化され漫画家になった方々も数多くいらっしゃいます 物語の終盤はは先生↔生徒間で戦争となり多くのキャラ達がﾀﾋんでしまいます 1970年初頭は初頭、だまだTV放送はコンプライアンス的に甘かったのでのような放送が出来たのでしょう 時は現代、もうあのようなドラマは無理なのでしょうか？　映倫や規制が厳しくなり、昔のままでは令和版ハレンチ学園は実現不可能なのでしょうか？あのスタンスでは到底無理があります　しかし映画化は可能だと思います ここに一筋の希望を込め、もし可能であれば、こんなシナリオになるのではないか？との想いを込めて試験的に連載執筆を始めてみました 時に2024年、コ◯ナ禍のマスク地獄からやっと覚めようとしたとき、人々はソーシャルディスタンスを取り人間本来の熱い付き合い方は消え失せ世間体はそれを善しとしてしまった　そうしてるうち少子化問題が蔓延化し、生活にゆとりがないまま結婚すら出来ない若者たち　日本の将来はジリ貧となる事は必至です このように世間の少子化問題を横軸に「恥ずかしさ」というキーワードをテーマとしております　元祖版は先生と生徒との仲がとても悪かったので、現代風にアレンジするに当たり、世間体はハレンチな学校でとても評判は悪いのだけれども、本当は日本の将来を願って人口を増やそうと力業で努力している日本で一番立派で尊い事をやってのけようとする、知る人ぞ知る唯一無二の素晴らしい正義の学園なのでありました、という設定にしてあります 更には先生と生徒とのイケナイ関係、ラブロマンス、最新テクノロジー、アクションなどを織り交ぜればとても楽しめる作品になると思います 嘗てのキャラ達を出来るだけオリジナルの性格を尊重しつつ物語を考えてみました　漫画版のそのままの表現には流石に無理がありますがそれでも使えるキャラは活かして魅力を発揮させます　70年代は学園扮装や崩壊がニュースになっていた時代でしたので最終的に戦争に発展してしまうのも頷けますし恐らく先生は一旦終了させたかったという意図も感じられました 現代では大量殺戮という表現はよろしくなく、何よりもキャラがﾀﾋんでしまったらもう物語は続けようがないですし、終わった後に後味の悪いつまらないお話になってしまいます それでは令和版　ハレンチな学園を是非お楽しみ下さい