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アンダルシュノベルズ
執愛と憎悪のラビリンス
嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す
執愛と憎悪のラビリンス
処刑執行人の一族に生まれたマテウスは、世間の偏見に晒されながらも王太子の妃候補として王城に上がった。女性が極端に少ないこの世界では、子供を産める男性が存在し、マテウスもその一人なのだ。ところが、閨の最中に彼は自分の前世を思い出す。前世の彼は読書好きの日本人男性で、今の自分は愛読書であるBL小説『愛の為に』の登場人物の一人。小説内での彼は脇役で、王太子に愛されることはない。現に、王太子はマテウスのことが気に入らない様子。だが、なんとなくこの世界は、小説とは違っているようで……王太子の初恋の相手であるカールを殺してしまった過去を抱えるマテウスと、カールを殺害した犯人を今も捜し続ける王太子。様々な思惑に翻弄されながらも、マテウスは義兄ヘクトールの愛情に支えられて今日も王城に出仕する。登場人物全員がどこか病んでいる、メランコリックファンタジーBL、開演!
■単行本
■定価1,430円(10%税込)
■2023年03月20日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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