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「時代遅れのスピリチュアルどもが!!」
片田舎の村のはずれで、一人の少年が吐き捨てる。
少年の父親はオカルティストであった。それも部屋を真っ暗にして喜々と魔法陣を描いちゃうタイプのである。
閉鎖社会で数々の奇行を繰り広げてきた父親(失踪済み)。
”それ”は、少年を孤独にするのに十分すぎる理由であった───。
父親の巻き添えで強制非行状態の少年・瀬戸の目の前に、突如本物の”魔術”を知るという人間が現れる!
「親父の同類か…!?ちくしょう!」
瀬戸の中に眠る『なにか』を狙い、ナイフを突きつけてくるその男。
オカルトによって失われた”普通”を取り戻すため、少年は戦いの日々へ足を踏み入れる───!
文字数 4,415
最終更新日 2025.04.06
登録日 2025.04.02
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