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王暦139年、世界は半分に分かれていた。人間と魔族、その間に作られた大きな壁を挟んで。 その巨大な壁によって魔法が失われた人間の国では、魔蟲と呼ばれる異形の存在が現れるようになる。 イーサンは魔蟲から街の人間を守る自警団に所属し、自警団の頭──レベッカの元でエースとして数々の魔蟲を斬り殺し続ける。 そんな中、イーサンはとある一つの手紙が届いたとレベッカから相談を受ける。 その手紙が、イーサンとその周囲の人間の運命を変えてしまうとも知らずに。
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文字数 17,728 最終更新日 2021.04.18 登録日 2021.03.24
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