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リサイクルショップ「ゴールドラッシュ」にお客は物を売りに来る。物の価値や意味というのは人それぞれだが、川島珠希はその物を買い取り、値段をつけることができる。
全ては神田みずきが売りに来た50万のカメオを4万で買い取ったことから始まった。みずきは騙されたと思い、珠希に仕返しをしようと試みる。
珠希の働くリサイクルショップ「ゴールドラッシュ」に珠希の顔と裸の女の人の体が合成された写真が送られて来た。気になった珠希はその送り主の家に行ってみる。そこで出会ったのはイケメンハーフの神田ひばる、神田みずきの兄だった。珠希は自分の気持ちに戸惑いながらもひばるに惹かれていく。
兄と競い社長の椅子を目指して働くキャリアウーマンタイプの珠希は甘く切ない恋愛を経験する。
他の人とうまく付き合えず、友達があまりいないみずきは唯一の頼りである兄を取られ、一緒に過ごす時間が少なくなったと孤独を感じ始める。兄さえいればいいというみずきは思った。
恋ってなんだろう。。。
文字数 82,654
最終更新日 2020.10.04
登録日 2020.10.04
壊れたもの、不完全なものでもちょっとした修復で新しい景色に変わるのです。
その美しさをどう感じるかはあなたの心の中にあります。
完璧ではないものの美しさ、あなたには見えますか?
弁二は妻の佳奈恵と祖父から継いだ居酒屋を経営してる。居酒屋で働く海斗は掃除中に店の顔でもある酒壺を割ってしまう。
不器用な徹がその壺を割ったことになってしまい、徹はますます信用を失い叱られることになる。そんな中、海斗は自分の料理に対する情熱を弁二にぶつける。
弁二は祖父の店を継いでいるという責任を感じながら職人としてこだわり続けるが、佳奈恵は弁二との関係に不満を持ちはじめていた。
そんな居酒屋弁二の10周年記念パーティである事件がおきる。
店を継ぐということ、夫婦としてのあり方、人を尊敬するということ、自分の出来ることをやるということ。
それぞれが何かに気づいて、壊れたり、完璧ではないと思っていたことへの見方が変わっていく。
文字数 42,543
最終更新日 2020.10.04
登録日 2020.10.04
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