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室町時代、毎年のように続く宇治川の氾濫。
困った村の長は、これは宇治川の神様のお怒りを鎮める必要があると。
村の衆を集め、神のお怒りを鎮めるには、人身御供が必要だと分った。
他所の村で氾濫がいのは人身御供を差し出しからだ。
娘を差し出した者には年貢米3年免除、更に2年分の米を支給するという。
そして選ばれたのは16歳のイネであった。
文字数 8,529
最終更新日 2022.07.02
登録日 2021.09.24
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