奇しくも同日のほぼ同時刻に生まれた腹違いの兄弟、八入(やしお)と青嗣(せいじ)が出会い、育った環境の違いに戸惑いながらも、惹かれあってゆく中で、父親の死がきっかけで、複雑な人間関係と二人の出生に絡む秘密が暴かれてゆく。
育ててくれた祖母を亡くし、己の出生に絶望し苦しむ青嗣と、自分の孤独を埋める存在として青嗣を求め、救おうとする八入。
それを青嗣の視点で書いてゆきます。(ラストシーンだけは八入視点ですが)
エロいシーンもそれなりにあるのでR-18で。
全体的に暗く重い内容なので、それを好まぬ方はご遠慮ください。