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国境の街、ナナレンを守る警備隊の総隊長、ヒューゴ=アスターは、貴族の跡取りにして、見目麗しい色男。
なれど筋金入りの女嫌いのため、警備隊は女人禁制の男所帯となっていた。
しかし、その隊員であるクリストファー=クロスには、ある秘密があった。
本当はクリスティーナ=クロスという女性であり、自らを男だと偽って入隊したという秘密が。
案外バレないものだと思っていたクリスだが、ふとした事からついに露見。そのままクビになり、路頭に迷うかと思いきや、なぜかヒューゴから、偽の恋人になってくれと頼まれる。
しかも恋人としてふさわしい淑女になれって、私、昨日まで男のふりしてたんですよ⁉⁉
文字数 119,992
最終更新日 2024.09.23
登録日 2024.08.26
わたし、芹沢真昼。小学五年生!
実はわたしの家は代々続く忍者の家系で、毎朝お父さんに修行をつけてもらってるの。
と言っても、わたしは将来忍者になる気はないの。たまーにこっそり忍者の技を使って、困ってる人を助けるくらい。
だけどある日、わたしと同い年の子が、お父さんに弟子入りしにやってきた。
令和の時代も、みんなの知らないところで忍者は活躍してるみたい。
文字数 59,061
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.07
私、錦結衣は、学校には友達のいない、所謂ボッチ。
その理由は、私には妖怪が見えるから。
昔、妖怪が見えると騒いだせいで、学校のみんなからは変なやつ扱いされ、見事に孤立してしまった。
今日は夏祭り。学校のみんなと会うのが嫌な私は、祭りには行かず近所の山に登って時間を潰していたのだけど、そこで一人の天狗の少年に出会う。
意味不明なことに、妖怪の彼は、人間の私に、友達にならないかと言ってきた。
文字数 70,535
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.07.07
小学四年生の藍の初恋の相手は、近所に住む高校生のお兄ちゃん、優斗。
軽音部に入っている優斗は、間近に迫った文化祭に向けての練習に励んでいたけれど、ある時事故であっけなく亡くなってしまう。
それから時が流れ、高校生になった藍。
かつて優斗がいた高校へと進学し、軽音部に入ろうとするのだが、そんな彼女の前に、死んだはずの優斗が現れた。
かつてと同じ姿のまま、幽霊として。
文字数 112,860
最終更新日 2024.08.03
登録日 2024.07.19
俺、村田晴人と、同級生の七瀬麻は、この高校でたった二人の軽音部員。
「村田って、ほんと熱心だよね」
夏休みも練習を続ける中、七瀬からそう言われるが、俺の心は複雑だった。
だって本当は、ちっとも熱心なんかじゃない。軽音部に入ったのだって、毎日練習に顔を出しているのだって、全部下心あってのことだったから。
文字数 19,348
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
七瀬麻、10歳。その恋の相手は、近所に住む高校生のお兄ちゃん、木乃浩介。だけどそのあまりに離れた歳の差に、どこかで無理だろうなと感じていた。
そんな中、友達から聞かされた恋のおまじない。文化祭の最後に上がる花火を、手を繋ぎながら見た二人は結ばれると言うけれど……
文字数 12,842
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
今日も私は家に帰りたくなくて時間をつぶす。
家にはお父さんの再婚によってできた小学生の弟がいるけど、私にはどうやって接したらいいのかわからなかった。
文字数 5,229
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
僕、池野面太郎は、高校生という若い身でありながら、ドキドキハートシンドロームという謎の奇病にかかり、余命わずか。
不安や恐怖で感じるドキドキが一定以上に達すると心臓が止まるという、現在の医学ではどうにもならないこの病気。
それでも僕にはやりたいことがる。それは、キュンとすること。
入院中、姉さんが差し入れで持ってきた少女マンガをたくさん読んだ影響で、自分も一度でいいからこんな体験がしてみたいって思ったんだよね。
そのことを友人の裕二に話したら、キュンによってドキドキが高まったら、そのまま心臓が止まるんじゃないかって心配されちゃった。リアルにキュン死にだ。
だけどそんな裕二も、僕の熱意に押されて、一緒にキュンを見つけるのを手伝ってくれるって言ってくれた。
こうして、僕がキュンとするためのミッションは始まった。
文字数 23,088
最終更新日 2023.11.08
登録日 2023.10.28
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