松倉あゆむ

松倉あゆむ

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[最初に]  これがファンタジーなのかどうか自分には判断できなかったのですが他に妥当なのが思いつかなかったのでファンタジーとさせていただきました。 [内容]  これは人間の世界が終わったあとの物語だ。  億を超える数まで増え続け、地球を支配していた人間。科学を発達させ高層建築を建て、空の上の宇宙にまで活動範囲を広げた人間という存在はいまこの世界には見当たらなかった。  世界が悲鳴をあげたと言わる『悲鳴の日』――その時、人間の世界は一瞬で終りを迎えたのだ。  『悲鳴の日』というのは比喩的な表現ではなく、直接的な表現という方が正しい。その瞬間に世界中から実際に悲鳴があがったのだ。  その混乱は過去のどんなものよりも強かった。そして人間だった彼らは叫び、泣き、驚き、混乱にさらに拍車をかけた。  そうした中で今の世界ができあがる。  そして『悲鳴の日』を境にそれより前を、前の世界または人間の世界と呼ぶようになり今の世界を、『幻獣世界』と呼ぶようになった。 [追記]  読んでくれた人がどう思うかはとても気になるので誹謗中傷は勘弁ですが、意見感想は大歓迎です。
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文字数 6,108 最終更新日 2015.07.14 登録日 2015.07.11
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