傭兵の男が女神と呼ばれる世界3
突然、異世界に飛ばされ、王位を争う王子達の内乱に巻き込まれた、37歳の傭兵・雄一郎。元の世界に戻るために【女神】として 【正しき王】を助けるだけでなく、王の子を産まなければならない彼は、渋々ながらもそれを受け入れ、戦いに身を投じていた。辛い過去を背負う雄一郎に向けられる、ノアとテメレアの無償の愛。そして雄一郎の排除を狙う、もう一人の女神。期せずして元の世界に戻った雄一郎が最後に選ぶ道は――。全てが明らかになる激動の最終巻!
傭兵の男が女神と呼ばれる世界2
突然、異世界に飛ばされ、王位を争う王子達の内乱に巻き込まれた、37歳の傭兵・雄一郎。元の世界に戻るために【女神】として【正しき王】を助けるだけでなく、王の子を産まなければならない彼は、渋々ながらも受け入れ、戦いに身を投じていた。そんな時、自身に仕える美貌の従者・テメレアが敵の手に捕らわれたという情報が入る。彼を救うべく、自ら敵地に乗り込む雄一郎だったが、そこには思わぬ人物がいて……
傭兵の男が女神と呼ばれる世界
フリーの傭兵として働く37歳の雄一郎はゲリラ戦中、手榴弾の爆撃に吹き飛ばされ意識を失い、気が付くと、見知らぬ世界にいた。その世界では現在、王位を争って王子達が内乱を起こしているという。どうやら雄一郎は、【正しき王】である少年を助け国を救うために【女神】として呼び出されたようだ。おっさんである自分が女神!? その上、元の世界に帰るためには、王の子供を産まなくてはならないって!? うんざりする雄一郎だったが、金銭を対価に異世界の戦争に加わることになり――