雨宮慎一は、中堅ゲームメーカー『アメイジングステージ(アメステ)』に入社して四年目のプログラマー。高校時代にゲームプランナーとして華麗にデビューしたものの、ある事件をきっかけに自分のゲームを創れなくなり、今は他人のゲーム制作に携わる日々を送っている。そんな慎一の復活を秘かに待ち望むアメステの経営陣は、社内コンペで二人の美人プランナーの制作支援を提案。経営陣の思惑通り、社内コンペにスタッフとして参加した慎一は、徐々に心の傷を癒やし、再起に向かって歩み始める。
文字数 18,065
最終更新日 2024.12.06
登録日 2024.12.03