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なんとなく、なんか面白いかもしれないと思ったアイデアを見切り発車でお送りしています。
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現代文学 完結 ショートショート R15
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 人気のない駅のホーム。一人電車を待つ、くたくたのスーツの男の上に広がる空は淀んだ鼠色に染まっている。  男は色あせたベンチに座り、栄養ドリンクを片手に覇気のない瞳で向かいのホームを眺めていた。 「疲れたな……」  男は疲労と眠気に負け目を閉じた。
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文字数 2,161 最終更新日 2019.07.13 登録日 2019.07.13
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 放課後、茜色に照らされた古い教室。生徒が教師と向き合う。 「先生、質問です」 「嫌です」 「嫌ってなんですか!?」  そう、今は補習の時間。 「一応、女教師と二人きりのというシチュエーションですが嬉しいですか?」 「いや、補習なので直ぐにでも帰りたいですね」 「同感です。この時間給料出ませんし」 「はぁ……」
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文字数 1,982 最終更新日 2019.07.12 登録日 2019.07.12
現代文学 完結 ショートショート R15
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 アハハハ  若い女が笑っている、楽しそうに、心底愉快そうに  深い森の奥、女が木の幹にもたれ掛かり笑っている どうしてそんなに笑っているの?  どこからか少女の声がする なんだかとっても楽しいのよ  黒く固まった血のついた手を頬に当てて女は穏やかに微笑む  フフフ、あー可笑し
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文字数 1,352 最終更新日 2019.07.10 登録日 2019.07.10
現代文学 完結 ショートショート
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 少年がポツリと呟く。 「わからないよ」  割れた鏡の破片、足の折れた椅子、焼けた本の山。  薄暗い部屋に蹲る少年を弱々しい電球が照す。   少年は『自分』を『答え』を求め続けた。
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文字数 1,394 最終更新日 2019.07.08 登録日 2019.07.08
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