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猫神様は、見た。幕末の動乱を生き、信念を貫いた男達。町の人間は、言うんだ。あいつらは、血も涙もない野蛮人だとーーーー。 俺は、知っている。 あいつらは、そんな言葉すらとも戦いながら生きてる、ただの人間に他ならない。 猫と人間。分かり合えるのは無理だけど、同じ屋根の下に生きるだから、少しぐらい気持ちは、通じるはずでしょ? 俺を神にしたのは、野蛮人と呼ばれた、ただの人間だったーーーー。
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文字数 9,623 最終更新日 2017.03.03 登録日 2017.02.18
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