ハチミツ

女神様の分身を連れて、超絶美少女として異世界に転生したカンナは、狼獣人のリッカや王女のミリアと共に、異世界生活を満喫していた。ひょんなことからソイルの大森林へと足を踏み入れた一行は、森の奥でエルフの少女ルルと出会う。そして、彼女の故郷であるエルフの村が獣人たちに支配されていることを知り、村の解放を決意するのだった。しかしようやく辿り着いた村で、前村長の娘であるルルが他のエルフたちから拒絶されてしまう。意気消沈し混乱するカンナたちだったが、獣人が村で暴れ始め――

女神カローナの分身を連れて異世界を旅することになったカンナは、様々な特権を持つ「高位ハンター」を目指し、王都で学校に通っていた。光の玉姿のカローナや狼獣人のリッカと一緒に、のんびりとした学園生活を送るカンナだったが、ある日突然彼女の前に、王国最強にして唯一のＳランクハンター、アスティーが現れる。美しいものに目がないというアスティーは、美少女な上にかなりの魔法の実力を持つカンナに目をつけて、「私のものになれ」と迫るのだった。カンナは当然抵抗するが、アスティーは容赦なく襲いかかってきて――

目が覚めると真っ暗な部屋で座らされていた、ごく普通の会社員――鈴木柑奈は、目の前にいた銀髪美女、女神カローナに、とある『お願い』をされる。その願いとは、記憶を持ったまま転生させる代わりに、彼女の分身を連れて世界を旅してほしい、というもの。普通に生きて普通の幸せを手に入れる、そんな前世の未練を果たすべく、願いを受け入れ転生したカンナは、さっそく自分の姿を確かめるために水面を覗き込む。するとそこに映っていたのは――女神様が本気で作り上げた、誰もが振り向くほどの超絶美少女だった!?