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ここは〈自然の恵み〉と呼ばれる力を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
異能力を操って己の肉体を強化し、驚異的な身体能力を発揮する〈狩り人〉たち。強い〈祝福〉を持つが故に尊ばれる彼らにも、欲して止まない誉れがある。それは、狩りの女神の導きで巨大な獣の王に出会い、見事仕留めることだった――――。
狩り人ならば誰でも一度は夢見る『王狩り』の銘を得たテン組の六人は、特権階級・テス一族の末席に身を置くことになった。特に、王狩りでありながら〈癒し〉の力を覚醒させたミアイは、狩り人・治療師・巫女の弟子として慌しい日々を送る。
厳しい冬を迎える前の、秋祭りを間近に控えた東ガラット村は今日も爽やかな風が吹いていた。
★シリーズ本編2
*途中でムーンライト版(R18)と平行する部分があります。物語の展開に変更はありません。
*サブタイトルに『◎』のついた箇所のみ年齢制限有りの別バージョンが存在します。
*改稿中につき更新停止中。予告無く全文若しくは一部削除や差し替えなどをする場合があります。
登録日 2016.02.09
ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
狩り人ヤスは『王狩り』となり、若くして特権階級の仲間入りを果たした。テス一族とも親しく言葉を交わすヤスには、家事に抜群の才能を発揮する妻がいた。
料理と裁縫の腕前は人並み以上。『王狩り』中唯一の女衆を親友に持つナナイは、年嵩の女たちにも一目置かれていた。恋心を抱いた相手は幸運と狩りの女神に気に入られ、狩り人にとって最高の名誉『王狩り』まで登り詰めた。そしてその男(ひと)は今ではナナイの夫になっていた。
王狩りの夫とそれを支える妻が理想の夫婦像に見えても、日常に追われた二人の気持ちはすれ違っていた。男と女、妻と夫。それぞれの立場での不満を抱えた二人の気持ちは、再び交わることができるのだろうか。
*前夜祭が男性視点、後夜祭が女性視点となっています。
*本編のネタバレ防止のため登場人物の詳細とシリーズ上の時間軸を伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。
登録日 2016.02.09
ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
〈祝福〉に目覚めたマルカは家族と離れて東ガラットで暮らすことになった。新しい土地での生活は新鮮で楽しかったが、未だ幼い少年はときに淋しさに涙する。
持つ者と持たざる者は何を思い、何を願うのか。
★シリーズ本編の2作、序章『空に月がかかるとき』の翌年、本編1『銀の月』の前年のオハナシ。
★番外編『大人と子供の境目は』のネタバレあり。
登録日 2016.02.09
登場人物は二人だけ。
ある男女の夜の秘めごと……。
*本編のネタバレ防止のため登場人物の詳細を伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。
登録日 2016.02.09
アスファルトの道を往くのは人だけでなかった。郷愁の念を抱いた何かが、その時そこに居た――――。
企画参加作。
別の参加者様に頂いた「あの頃貴方に告って(いって)たら、"今"は違っていたのかな?」というセリフを基にした掌編です。
登録日 2016.02.09
ここは〈自然の恵み〉と呼ばれる力を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
異能力を操って己の肉体を強化し、驚異的な身体能力を発揮する〈狩り人〉たち。彼らは山の獣と森の実りを日々の糧にしていた。
その中の一人、テンは狩り組の頭をしている若者だった。新たな仲間ミアイが加わってから二度目の夏を迎えたある日、彼らの縄張りに『聖地の王』と称される四本の牙を持つ巨大な猪が現れた。
テンたちはその猪を狩る事にしたが、老獪な獣の足取りは杳として知れなかった。狩り場に潜む獣王の居場所が掴めず、焦りを募らせるテン。しかし、ようやく発見した獣王は強大な〈恵みの祝福〉で彼らを窮地に追い込む。
小山のような巨躯を持つ『聖地の王』に、若者たちは死力を尽くして立ち向かう。狩り人の誉れ『王狩り』を目指してテンは仲間と共に奮闘する。
★シリーズ本編1
*動物の解体描写があります。そういった内容を含む話はサブタイトルに表記してあります。狩猟や食肉に対して抵抗のある方は閲覧をご遠慮下さい。
**扉絵・挿し絵は絵師様方(霧明さま、和泉ユタカさま、yamayuriさま)のご厚意によって使わせて頂いています。無断使用や複製は固くお断りします。
登録日 2016.02.09
ムーンライトの番外編。
冬のお風呂はみんな大好き。それが温泉なら特に……ね。
*本編のネタバレを最小限にするため登場人物の詳細は伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。
登録日 2016.02.09
ムーンライトの番外編。
ハロウィンの夜の小さな出来事。
*本編のネタバレを最小限にするため登場人物の詳細は伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。
登録日 2016.02.09
ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
村の禁足地『入らずの森』近くで折り重なる二つの人影。
「お前は誰だ。何者なんだ?」
少年を地面に組み敷いた若い男が問い質す。背後から少年を押さえ付けた男は少年の耳元に顔を寄せ、まるで愛を囁くように問う。しかし少年は答えられなかった。何故なら、その答えを一番知りたいのは問い掛けられた少年自身だったのだから。
★シリーズ序章 『空に月がかかるとき』よりも三年くらい前の話です。
※2013年夏の企画参加作品。テーマは「観察日記」。
登録日 2016.02.09
ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
異能力を操って己の肉体を強化し、驚異的な身体能力を発揮する〈狩り人〉の一人デル。年頃の彼にも気になるお相手が現れて……。
★シリーズ本編1『銀の月』から十年くらい経った頃のオハナシ。
※一部本編のネタバレがあります。
登録日 2016.02.09
「巡れ星」の『第四話 匂い立つ花』(三)~(五)に対応したR-18版です
抜粋につき、なろう版より先に今作を読むと当該作のネタバレとなりますのでご了承ください。
巡れ星 ⇒ http://ncode.syosetu.com/n3861dc/
登録日 2016.06.08
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