超好みな奴隷を買ったがこんな過保護とは聞いてない2
突然兎の獣人になって異世界に放り出された元社畜の樹は、ダンジョン探索で稼ぐと決めて訳アリ奴隷のカイルを買った。規格外な魔力を持つ樹と凄腕剣士のカイル、対等なパートナーを通り越して恋人になった二人は貯めたお金でついにマイホームを購入し、異世界溺愛ライフを満喫中! ……なのだが、ある厄介な問題を抱えていた。それはカイルの正体が、魔人の國の王子であったという事実。魔人は獣人を襲う危険な存在、悪魔として忌み嫌われており、しかもその頂点に君臨する魔王は現在、病でまともに動けないという。樹は愛するカイルのため、そして二人で生きる未来のために、とんでもない決断をして――!!
超好みな奴隷を買ったがこんな過保護とは聞いてない
会社を辞めて実家へ帰る途中、突然異世界に放り出され、しかも兎の獣人になっていた樹。来てしまったものは仕方がないが、生きていくには金が要る。か弱い兎は男娼になるしかないと言われても、好みでない相手となど真っ平御免。それに樹にはなぜか『魔力の支配』という特大チート能力が備わっていた! ならば危険なダンジョン探索で稼ぐと決めた樹は、護衛として奴隷を買うことに。選んだのは制御不可能と恐れられる「悪魔」のカイル。薄汚れた彼を連れ帰って身なりを整えたら、好みド真ん中の超絶美形!? はじめは反発していたカイルだが、樹に対してどんどん過保護になってきて――