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西暦1600年 『関ヶ原の戦い』
西軍:石田三成、東軍:徳川家康
日本歴史史上 名高い、天下分け目の決戦だ。
血気盛んな西軍兵の中、一際妖しいオーラを纏う男がいた。その名は木常玄次郎(キツネ ゲンジロウ)
玄次郎は、かの有名な”狐の大妖”玉藻前を先祖に持つ【妖術使い】だ。
そんな玄次郎の前に、頭から”うさ耳”を生やした男が現れる。
自らを”宇佐美”と名乗るその男は、月からやって来た【月の民】であった。
宇佐美は戦国の世から400年以上先の未来で、玄次郎の子孫:木常京子(キツネ キョウコ)に《とある依頼》をする事になる。
その依頼とは‥‥‥
宇佐美同様に、月の民である”竹取カグヤ”という人物を《月へ強制送還する事》だった。
カグヤは日本に拠点を作り、”世界征服”を目論んでいると言う。
そんなカグヤを送還するには《天の羽衣》が必要だ。
羽衣は月の民だけに有効な”磁場”を発する。
その磁場は、月の民の反骨精神を狩り、月への帰省本能を促すようだ。
天の羽衣は何故か、木常家の者にしか扱えなかった。
そこで宇佐美は木常京子を頼り、カグヤ送還計画を推進するが、中々上手くいかない‥‥‥
試行錯誤を重ねた宇佐美は、玄次郎を”妖術指南役”として京子に当てがうべく、戦場へスカウトに現れたのであった。
戦国の世から現代へ。
玄次郎の”時越(じえつ):タイムリープ”によって、物語の歯車は動きだした。
【虎の威を狩れ!木常!】
SBLF:SF・バトル・ローファンタジーです。
文字数 49,752
最終更新日 2023.07.03
登録日 2022.03.04
探偵助手であり、女学生。長久手理恵ことテリー。
一風変わった彼女を取り巻く、人物・出来事を綴った、少しだけ謎めいた物語です。
国境を越えた巨大組織との因果と対立。
幼少期から両親と離ればなれになり、日常の中にも感じる孤独、それを支える友人や大人たち。
独りよがりな目に映るものは‥‥‥希望か。それとも‥‥‥
小説のイメージMV(主題歌)『 Miss.Terry』と合わせてお目通し頂けましたら幸いです。
《ニコニコ動画》
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40044544?ss_id=0994d930-005f-4781-b3a2-9f656dd60360&ss_pos=1&cp_in=wt_srch
《YouTube》
https://m.youtube.com/watch?v=uVcYP3GbpRA
文字数 119,534
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.02
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