伊墨

伊墨

初めての小説の投稿となります。何卒、よろしくおねがいいたします!
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えええぇぇぇ!?  私ってば、もしかして……  勇者様に捨てられちゃったのぉ???  私、ナルキッス・ミウィ・ナルヒェンメ♀は、勇者様のパーティーの一員だった。  そう……”だった” 『勇者様の言うことはー? \ぜったーい!/ 』  だから、勇者様の言う通りに、たくさん、たくさん、転職したのに。  なんで?  だから、勇者様の言う通りに、たくさん、たくさん、スキルを覚えたのに。  どうして?  半ばヤケ気味に使ったスキルは【デア=カプリース】  それは、せっかく憶えたけど、使ったことがないスキル。  それは、勇者様に使うことを、禁じられていたスキル。  それは、どんな効果がが生じるか、誰にも分からないスキル。  それは、1度使ったら、2度と使えなくなるスキル。  そのスキルが抽選したランダム効果は【異世界転移】だった。  そこで私は、菊池勇馬♂と出会う。  勇者様のそっくりさん。  っていうか、アナタ、勇者様ですよね?  そうですよね!!
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登録日 2017.05.11
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