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あの夏、私は恋を失った
時は平安。
貴族の姫である葵は、顔も知らない男君の下へ嫁ぐ日の朝、庭にひっそりと咲く朝顔の花を見つける。
――朝顔は嫌い。あの人を思い出すから。
これは一人の姫君が抱える苦い記憶の物語。
あの夏は、一瞬の思い出。
※当作品は2020年実施の #web夏企画 あの夏を幻視する(http://un09.net/s2/index.html)様へ提出した作品です。
登録日 2024.10.16
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