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青年(真白)は勇者として異世界で戦い、最後に自らを封印する。三〇〇〇年たって目覚めると、町は現代風に変わっていた。一方で、青年の戦闘力は〇。本人も、勇者としての責務に興味がなかった。そんな最弱の勇者は不良と出会ってボコボコにされる。そこへ駆けつけたのは、国で最も有名な女優だった。彼女は真白を助けて、一緒に暮らそうと誘う。
同日の朝、巫女が『世界の滅び』を予言した。彼女がテレビで発した言葉をきっかけに、とある企画が立ち上がる。題して「勇者と魔王の物語の再演」だ。最初は無関心だった真白も、女優の頼みを聞く形で参加する羽目になる。そして、あろうことか勇者に選ばれてしまった。
登録日 2018.10.10
酔った勢いで異世界に迷い込んだ元不良と、もの好きな友人。森の中でさまよう彼ら。うっかり祠を壊し、封印の剣を抜く。結果、怨霊が世に離される。主人公は友人を見捨てて、自分だけが助かった。
その後、彼は王都にたどり着く。そこは桃と緑の香りが豊かな、桃源郷だった。
青年は皇帝に客人として迎えられ、一人の少女(実年齢不詳)と出会う。彼女は皇帝の后――桃姫だった。
関わり合うにつれて、だんだんと桃姫に惹かれていく。
完璧すぎる皇帝を倒して、彼女と共にこの世界を脱出したい。そんな野望を胸に抱く。なお、そんな大それたマネは難しそうなのであった。
登録日 2019.08.29
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