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SF 連載中 長編
異能対策室 現実を超えた異能――それに立ち向かうのは、ただの人間。 2020年を堺に突如として異能――脳の活動量が極限まで高まることで、超常の力を手にした者たちが出現した。 それは人類の未来にとって希望であると同時に、人類への最大の脅威となった。 異能犯罪の急増に対し、政府は「異能対策室」を設立。 非異能者でありながら異能者に立ち向かう者達が、異能に隠された真実と、人間の尊厳をかけて戦い続ける。 その最前線に立つのは、冷静沈着でありながら異能への執念を燃やす班長――王来王家燕(おくおか つばめ)。 彼女が目指すのは、異能を技術として昇華し、誰もが異能に立ち向かえる世界。 だが、その道の先には想像を超えた闇と、人類の存在意義を問う戦いが待ち受けていた――。 異能の力、対峙する人間の意志、そして現代社会が抱える”病”への鋭い問い。 これは、極限の状況でなお「人間であること」を選び続ける者たちの物語。
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文字数 20,224 最終更新日 2024.12.17 登録日 2024.12.17
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