貧しい家に生まれた少女。
少女が生まれた頃には姉が先に生まれており、子供2人を養えるほどのお金がなかった。
少女は生まれつき体が弱く、
「薬を買う金なんてない」という両親の意見で少女を売ることにし、姉を育てることにした。
少女
「パパ...?ママ...?どこに行くの?
どうして私を置いて行っちゃうの?
ここはどこなの?お家に帰りたいよ」
少女の言葉に振り向きもせず両親は
スタスタと言ってしまった。
けれど少女の姉は手を引かれながら
涙を流し少女をずっと見つめていた。
文字数 1,512
最終更新日 2018.11.17
登録日 2018.11.16