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ライト文芸 連載中 短編
仕事と育児に疲れていた凉子は、公園で途方に暮れていた。鼻水を流しながら泣いているところに、不思議な雰囲気を持った女性が慰めにくる。 宗教かっ!と、警戒する凉子の手を引き、目の前のマンションにさそい、 なにもない部屋のキッチンから、 調味料を運びだすと、ブラックカードで豪快に、食材を買い、ふるまい、作りおきまでして、帰っていった。 ボーゼンとした凉子だったが、お礼をしていない事に気づく。 仕事が片付かず、3日後にケーキを買い訪ねると、下の公園にいた彼女が行きなり倒れてしまう。 今度は看病する私に、ぽつぽつと、語られる身の上。 元気になった彼女に、料理や子ども遊び相手を手伝ってもらい、凉子もだいぶ楽になった。 しかし、凉子の旦那とは犬猿の仲で、娘がいなければ口を聞こうともしない。 女を泣かす男が大嫌いだそうで、社交辞令のひとつも言わないし、キツイ一言で旦那を、涙目にする。 ちょっといいきみだ!。 少しだけ変わった彼女、karaさんと私の、友情の物語。
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文字数 592 最終更新日 2018.04.04 登録日 2018.04.04
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