井田いづ

井田いづ

ゆっくりのんびり書きます。ファンタジーと妖怪譚が好きな大豆、

著者プロフィール

東京生まれ福岡育ち。2022年、「アルファポリス第8回歴史・時代小説大賞」にて『夜珠あやかし手帖 ろくろくび』が特別賞を受賞、『辻のあやかし斬り夜四郎 呪われ侍事件帖』に改題しデビュー。不思議で、やさしい物語を目指して日々執筆。大豆製品が好き。
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アルファポリス文庫
あやかし事件帖、開幕!

辻のあやかし斬り夜四郎

呪われ侍事件帖

井田いづ /
江戸の人情たっぷりあやかし奇譚!

団子屋の看板娘・たまは、おつかいの帰りに辻斬りの現場に遭遇し、恐怖で気を失ってしまう。目を覚ますと破れ寺で辻斬りの夜四郎に介抱されていた。曰く、彼にかけられた半死半生の呪いを解くためには百八のあやかしを斬らねばならず、辻であやかしを待ち伏せしていたのだと――。実はあやかしを判別する目を持つたまは、夜四郎に頼み込まれ、彼のあやかし探しに協力することになる。 そんな折、たまは団子屋を訪れた客・佐七に生き別れの母捜しを頼まれ、さらには幼い頃に姉のように慕っていた滝も姿を消した旦那を捜していると聞く。二つの人捜しとあやかし探しが交差した時、とある真実が浮かび上がる。あやかし斬り夜四郎と町娘たま の妖怪退治譚、ここに開幕!

■文庫本 ■定価836円(10%税込) ■2025年02月05日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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