ある日、警察に1つの送り物が届いた。宛名は捜査一課の刑事である桐島茂助宛て。
茂助が中を開封すると血の付いた包丁と、ある一通の手紙が入れられていた。
DNA鑑定の結果その血は10年前に未解決のまま捜査が打ち切られた、一家惨殺事件の被害者鈴川銀二のものだった。
なぜ10年前の事件が動き出したのか。いったい誰が証拠を送ったのか。なぜ茂助あてだったのか。多くの謎を残したままの未解決事件に、桐島茂助がバディの丸山弥市と真相に迫る。そこには愛と憎しみに包まれた衝撃の真実が隠されていた。
文字数 1,923
最終更新日 2024.12.06
登録日 2024.10.22