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高校生である東雲雪人は、幼馴染み以上夫婦未満の関係である高柳亜希子らと共に、ありふれて、よくあるながらも取り返しの付かない青春の日々を送っていた。
しかし、そんな平凡でささやかで、何よりも尊く幸福な毎日は、冬が厳しさを増していったとある日に唐突に終わりへと向かうことになる。
「君と過ごす日常は何にも代え難く、ずっと続いて欲しいと思う黄金の日々だった…本当に心からそう思った」
これは彼の青春、その終焉までを綴った物語。
登録日 2016.11.12
「ええ? 負け組リーマンの僕がこのマイノリティ部族の軍師になるんですかー」
特に深い意味や思想、メッセージ性はありません。すぐ読破できます。トイレで読むのに最適。ヒマツブシやジカンツブシにどうぞ。
登録日 2016.11.20
嘘が見抜ける瞳を持つ少年、斑目司はその自らの能力に振り回され失敗した中学時代から心を閉ざして演じて生きていた。
地元を逃げ出すように離れ、叔母夫婦の助力で成り立つ現在の生活で得られるのは、上っ面の人間関係に上辺だけの無意味な言葉。
今までもそうであったし、これからもきっとそうだろうと漠然と思っていた。
そんな彼はナンセンスな都市伝説が蔓延る位にくだらない日常の中で「深窓の氷像」と称される少女、神無月紫織との最悪な邂逅をする。
願わくば、彼女にとってこの結末が納得の行くものでありますよう僕は何かに祈った。
登録日 2016.11.28
年の瀬迫る十二月某日。一人の青年は悩みに悩んでいた。
『真実の愛』とは何だろうと足掻いていた。
そんな青臭いことを本気で考える青年の名は宮元新。
ジワジワ売れている系かつメジャーデビューを目前に控えた人気バンドのギターボーカルでありながら、バンドマンらしからぬ荒野の様な女性遍歴を過ごしてきた。
つまり、彼は彼女いない歴=の真性の童貞であった。
生粋の純粋少年である彼は生まれ育った土地で、中高生男子の様に真剣に思い悩み、悔やみ迷い、間違えながらも前進し、自身の望む最良の『こたえ』を探し求める。
はたして青年は上京までの二週間で、完璧な解答を得ることが出来るのか?
登録日 2017.01.17
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