里見透
ファンタジー小説書きです。普段の活動はWebサイトをご覧ください。
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海洋国家イフティラーム。春を告げる稲妻が夜更けの空を駆け、海を走る美しい郷。
待ちに待った十五の歳の海神祭の日、長の後継たるカラヤは、親友の疑惑に満ちた死に直面する。
友への疑念、宗主国との確執、外海の敵、託された思いと後悔。
戸惑いと苦悩の先に、彼に与えられた真実とは。
登録日 2024.04.11
『神の声』を奏でるという、パイプオルガンの響く国。
海面上昇により文明と土地が失われ、人類が陸と海とに別れ、互いに争いあう世界。
オルガニストを志す青年トビトは、海上民の襲撃で右足と夢を失った。
進むべき道を見失い、茫然自失のまま生きていた彼はしかし、ある海上民の娘と出会い、嵐に身を投じていく。
その先にあるのは死か、託された望みか、あるいは──。
登録日 2024.04.11
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