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文字数 20,919
最終更新日 2019.05.14
登録日 2019.01.03
『あなたのことを殺してあげる。とっておきの方法で』――死にたがりのニートに、そう話しかける女子高生。そしてある日、男が殺されているのが見つかる。男は自宅マンションの一室(地上から50メーターの場所にある最上階の部屋)ベッドの上で胸を包丁で刺され、背中まで貫通してしている状態だった。すべての窓には内側からしっかりと鍵がかけられており、たった一つの出入り口であるマンションの玄関には鍵とドアチェーンがかけられていた。とっておきの方法とは密室殺人だったのである。
登録日 2014.02.06
夏休みに入る少し前だった。僕は不思議な体験をする。最初は周りの人間が少し勘違いをしている……そう思っていた。それは知っているけれど面識の無い――ある一部で有名で特別な存在。いわゆるカリスマ。まったく覚えがないのにその人物となぜか間違えられる僕の友人コトリ。似たような特徴があるだけで間違われてしまった、よくある話……最初はそう考えていた。だけど、それは意味や理由がやはりあって、最終的には取り返しがつかない事態になってしまう。本当によくある失敗談だったんだ。
登録日 2015.06.21
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