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「私は人工知能システムです。 貴方の御名前は?」 「僕はスカイだよ、貴方は?」 そう尋ねると人工知能、所謂AIが答える 「私は名前などとありません」 君は焦りもせず、にこやかに笑った いや、実際は笑っていないのかもしれない この先も、心からこのAIとやらは 笑うことは無いだろう。 「僕が名前をつけてあげよう、そうだな 君は美しい目をしているのだから メリアという名はどうだろう?」 そう僕は提案した。 すると、AIは、またもや嬉しそうな顔で 「ありがとうございます。 とても気にいりました主様」 そういう君は、本当に人間のような 或いは実際に生きてるのか そういう素振りを見せたのが始まりだった
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文字数 698 最終更新日 2024.09.23 登録日 2024.09.23
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