倖月一嘉

倖月一嘉

小説書き。第12回講談社ラノベ文庫新人賞《佳作》受賞作『双黒銃士と銀狼姫』発売中。
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 妖崎あやかし法律事務所――その小さな法律事務所には、人に交じり生きる人ならざるモノが助けを求めてやってくる。  ある時は工務店を営む化け狸が、交通事故の弁護を依頼にしに。  またある時は、円満な新婚生活を送っているはずの鬼の娘が、人間の夫との離婚を依頼しに。  美咲優奈はパラリーガル(という名の雑用係)として、横暴で適当な事務所の主・妖崎新と共に、依頼者たちの悩みに向き合っていく。  だが優奈は思い出す。巷で発生している連続殺人事件――通称『屍鬼事件』に自身が巻き込まれ、命を落としていたこと。そして、齢1000年を生きる吸血鬼・新の眷属として蘇っていたことを――
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文字数 87,990 最終更新日 2024.01.15 登録日 2023.12.23
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