関谷俊博 （著者名：せきやとしひろ）
著書「台風ヤンマ」（新風舎刊）
著書「チョコレート虫の飼い方」（国土社刊「ぼうしにのる魔女」所収）
柊は人形みたいな子だった。
喋らない。表情がない。感情を出さない。こういう子を無口系というらしいが、柊のそれは徹底したもので、笑顔はおろか頬をピクリと動かすのさえ見たことがない。そんな柊とペアを組むことになったのだから、僕は困惑した。
文字数 8,819
最終更新日 2018.03.09
登録日 2018.03.07
ぼくは寂しかった。栞も寂しかった。だけど、寂しさを持ち寄ると、ほんの少しだけ心が温かくなるみたいだ。
文字数 3,718
最終更新日 2018.03.05
登録日 2018.03.05
「うごく！ だましえ」シリーズの最終回です。
「ちびりゅう」が終わる訳ではありませんので、念のため。
入り口は、いつものフリースペースです。
文字数 64
最終更新日 2018.01.20
登録日 2018.01.20
かまいたちくんは とがった まえあしを かまえると しゅぱぱぱぱぱ。
あっと いうまに きのえだは ばらばらに なって ぽとりぽとりと じめんに おちました。
「おみごとです」
びゃっこくんが いいました。
文字数 3,150
最終更新日 2018.01.16
登録日 2018.01.16
「廃墟詣り」は、二〇〇九年に始まった「軍艦島ツアー」を起源とする。これが現在、廃墟学会での通説になっている。
文字数 8,932
最終更新日 2018.01.04
登録日 2018.01.04
ぼくの心には閉じられた図書館がある…。「あんたの母親は、適当な男と街を出ていったんだよ」祖母にそう聴かされたとき、ぼくは心の図書館の扉を閉めた…。（1/4完結。有難うございました）。
文字数 24,797
最終更新日 2018.01.04
登録日 2017.05.15
あけましておめでとうごさいます！
いつも通り、フリースペースの「おめでとう」をおしてみてください。
文字数 16
最終更新日 2018.01.01
登録日 2018.01.01
被虐待児の純奈を里子に迎えた家族。だが、そこで目の当たりにしたのは、被虐待児の壮絶な後遺症だった。断ち切られた絆と心の闇。風の朝、風の青…ぼくは遠い純奈の心に耳をすます…ささやかな祈りと共に。
文字数 4,233
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.31
ものほしざおをもちあげたら、夜空はペリペリペリってはがれて落ちた。そしたら月や星たちも夜空からはがれて落ちたよ。きっとのりづけがあまかったんだな。
文字数 3,806
最終更新日 2017.12.29
登録日 2017.12.28
も～ い～くつ ね～る～と おしょうがつ～。
いりくちは いつもの フリースペースです。
文字数 144
最終更新日 2017.12.26
登録日 2017.12.26
ちびりゅうたちの かまくら ですから ちびかまくら です。さっそく ともくんは シャベルで ちいさな ゆきやまを つくって あなを ほりました。ちびかまくらが みっつ できました。ちびかまくらには ちいさな あなを あけて まども つくりました。
文字数 3,067
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.22
人生はゲームだと、八重垣さんは言った。だけどこのゲームには、予測不可能なジョーカーが紛れていたのだ。 プラスの手札をすべてマイナスへと変えてしまう怖るべきカードが。
その知らせを受けたとき、僕はけたたましいジョーカーの哄笑を聞いたような気がした。
文字数 7,114
最終更新日 2017.12.20
登録日 2017.12.20
しんさくです。フリースペースの あおい もじを おすと ちびりゅうたちが うごきだします。
文字数 144
最終更新日 2017.12.18
登録日 2017.12.17
いつものとおり うごく えほん です。
フリースペースの もじを おすと ちびりゅうたちが うごきだします。
文字数 144
最終更新日 2017.12.13
登録日 2017.12.12
ちびりゅうのたちの ふしぎな カーニバルの はじまりです。
フリースペースから はいると ちびりゅうたちが うごきだします。
文字数 128
最終更新日 2017.12.09
登録日 2017.12.08
