天文部小説一覧

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 高校生の澪は、天文部の唯一の部員。廃部が決まった矢先、亡き姉から暗号めいたメールを受け取る。その謎を解く中で、姉が6年前に飛ばした高高度気球が見つかった。卒業式に風船を飛ばすと、1番高く上がった生徒の願いが叶うというジンクスがあり、姉はその風船で何かを願ったらしい。  完璧な姉への憧れと、自分へのコンプレックスを抱える澪。澪が想いを寄せる羽合先生は、姉の恋人でもあったのだ。仲間との絆に支えられ、トラブルに立ち向かいながら、澪は前へ進む。父から知らされる姉の死因。澪は姉の叶えられなかった「宇宙の渚」に挑むことをついに決意した。  そして卒業式当日、亡き姉への想いを胸に『風船ガール』は、宇宙の渚を目指して気球を打ち上げたーー。
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小説 21,023 位 / 192,865件 青春 155 位 / 7,011件
文字数 127,402 最終更新日 2024.05.30 登録日 2024.04.30
「生きるということは、諦めることよ」 天文部部長、東雲とばりはそう言って、部室で『諦め屋』を営んでいた。 『諦め屋』――そこを訪ねれば、なんでも諦めさせてくれると噂される場所。 だが、同じく天文部員であり後輩の宵山晴人は、天文部が『誰かを諦めさせる場所』として使われることを好ましく思っておらず、今後の部の在り方を決めるため、東雲とばりと『賭け』をする。 そんな時、晴人の幼なじみである星宮夕月が、ひとりの女子生徒を連れてくる。 彼女はここへ来た理由は『諦め屋』を訪れるためであり、『何かを諦めるため』だった。 東雲とばりは彼女の依頼を聞き、『諦め屋』の活動が始まる。 一人、また一人とやって来る依頼者。彼らが『何かを諦める』のを見ていくうちに、晴人は「諦めるということは何を意味するのか」、「諦めた先に何があるのか」を知っていく。 揺れ動く晴人の心。 東雲とばりはなぜ『諦め屋』をしているのか。 そして晴人たちは最後に何を『諦め』、何を『諦めない』のか――
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小説 192,865 位 / 192,865件 ライト文芸 7,659 位 / 7,659件
文字数 100,713 最終更新日 2023.04.25 登録日 2023.04.20
ベテルギウス――というサークルネームの大学生・須藤輝夫は、そのよく目立つ風貌の割にはいつも孤立していた。同じ天文部の連中はみなカップルとなり、自分だけまだ一人だ。そんな憂鬱を抱えた彼のもとに一通の隠し撮り写真付きメッセージが届く。その日から彼はその彼女“六等星”と交流を始める。 これは一人の男子大学生の恋と愛と試練の青春恋愛物語である。
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小説 192,865 位 / 192,865件 青春 7,011 位 / 7,011件
文字数 3,114 最終更新日 2023.02.26 登録日 2023.02.26
――星が照らした先に待つ、少女の想い――
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小説 192,865 位 / 192,865件 現代文学 8,511 位 / 8,511件
文字数 8,583 最終更新日 2021.06.09 登録日 2021.06.09
『これぞ恋愛青春ストーリー!』 ある日、一人の転校生の少女がやってくる。 天文部に入部した彼女は、俺に「新星をみつけたい」と言い出した。 どんな冗談かと思ったけれど、彼女はどうにも本気らしい。他のクラスメイトまで巻き込んで、コーチング役の先生までつれてきて、俺は彼女の部活動に巻き込まれていく。 そうして始まった星を見上げる日々。 けれど、そこにはいろんな人たちの熱情と葛藤がないまじっていて、銀河に渦巻く星々のように、俺達の人間関係も複雑になっていくのだった。 これは俺と、彼女と、彼女達が織り成す、星空の下に生まれたひとつの青春ラブストーリーだ。
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小説 192,865 位 / 192,865件 ライト文芸 7,659 位 / 7,659件
文字数 100,004 最終更新日 2020.04.27 登録日 2020.04.11
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