SF要素あり小説一覧
時は29世紀。過去に発生した核戦争により世界は「塵の時代」を迎え、寒冷化と放射能汚染の真っ只中にあった。不妊化した人類は「素体交換技術」を生み出し、絶滅の危機を逃れようと模索していた。肉体の寿命が訪れる前に、新しい別の肉体に魂を逃すこの新技術により、霧島シヲウは7回目の人生を迎えようとしていた。本来の肉体の死からおよそ300年。不死となり生かされ続ける人生に嫌気が指した彼は、どうにかしてこの世界から逃れようと、死ぬ方法を模索していた。そんなとき、かつて素体交換技術の開発に携わっていたという男――千逸(ちはや)に出会う。
「あんたが大切なことを思い出したら、死ぬ方法を教えよう」
初対面の彼にそう言われ、彼の提案する暇つぶしに付き合うことを約束したものの、なんとその内容は「肉体を介した快楽」だった。
※18禁多めの予定です。※付けます。
※SFなので割と何でもありな世界です。
※完結済みもしくは中華風ファンタジーBLがお好みの方には「落暉再燃 ~囚われの剣聖は美形若君にお仕えします~」をおすすめします。
文字数 50,558
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.29
——1つの星に1つの世界、1つの宙《そら》に無数の冒険——
帰り道に拾った蒼い石がなんか光りだして、なんか異世界に飛ばされた…。
しかもその石、喋るし、消えるし、食べるしでもう意味わからん!
そんな俺の気持ちなどおかまいなしに、突然黒いドラゴンが襲ってきて——
不思議な力を持った宝石たちを巡る、異世界『転移』物語!
星の命運を掛けた壮大なSFファンタジー!
文字数 1,054,900
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.04.05
「今年こそ、平和な一年だといいけどね」
だが、その男は阿貴の前に突然現れた。
ひと気のない、粉塵と埃まみれの、踏み荒らされた廃墟の街角で。
大学卒業間近だった元大学生・阿貴(あき)と、成績トップだった元営業マン・武衛(ぶえい)が暮らしていた街は、ある時から、戦争のただなかに置かれた。どんな肩書も過去のものでしかなくて、理不尽な戦争状況に置かれた彼らは、ただ運が悪くて無力な一般市民だ。
真反対の性格をした二人の、命とプライドを削る、サバイバルライフが始まる。
『いつか未来の、日本のどこかが、戦争状況エリアになった近未来SF・ディストピアBL』
―――――――――――
メイン登場人物
【受け】阿貴(23歳):明るく朗らかで、博愛の精神を持つ青年。自己犠牲もいとわないほどの優しい青年だが、楽観的で図太いところもある。嫌味なく人に好かれる人。
戦争状態になる前は大学四回生として卒論に追われていた。身長は170センチ弱。細身。男の友だちよりも女友だちのほうが多く、気心の知れた相手にはゲイと打ち明けていた。
【攻め】武衛(33歳):元トップ営業マン。合理的な思考で、営業マン時代から目的のためなら手段を選ばないタイプだった。営業マンなので愛想がよいふりもすることができるが、基本は損得勘定をしてしまう。だが、阿貴は自分を救ってくれたこともあり、無自覚ながらも大切にしている。
仕事しかしておらず、人間関係が貧しかった。冷たい印象があるが、どちらかというと寂しがりや。
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2024年開催J.GARDEN56に合わせて執筆したものです。過去に同じ話を投稿していましたが、かなり書き直しが多かったために再投稿です。
こまめにこちらでも投稿しますが、電子書籍スタイルで読みたい方や、早く先を読みたい方ように以下リンクより電子書籍等も購入できます。
https://perfectpepper.booth.pm/items/6117400
文字数 68,060
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.23
生まれる前から死んだ後まで人がカミサマよ呼ばれるAIに管理される時代。聖職者のシュウはカミサマに従わずに生きる欲の子らを殲滅するため彼等の本拠地である城塞へ赴き、和平交渉を名目に首魁のトウヤに取り入って情報を集めていた。しかし殲滅作戦前日に本来の目的が露呈し……
という感じの、ディストピア気味の世界を舞台にした♡喘ぎな調教ものです。
一部、多少残酷な描写がございますので苦手な方はご注意ください。
文字数 9,417
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.31
夢を追うためにとある学校に入学した俺は卒業後に地獄をみることになる。
その時は最善の選択、今はその時選んだことを後悔している。そのせいで夢を一緒に追っていた仲間が俺を残して全員死を選んでしまったから。
※ノベルアップとカクヨムにも投稿してます。
文字数 2,958
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.10.23
テニスでは試合前にコイントスでサーブの順番を決める。
そのときコインを投げる主審が、選手に問う。
「Head or Tail?(表か、裏か)」
東京五輪で日本勢が目覚ましい活躍をみせ、政府主導のもとスポーツ研究が盛んになった近未来の日本。
テニス界では日本人男女ペアによって初のグランドスラム獲得の偉業が達成され、テニスブームが巻き起こっていた。
主人公、若槻聖(わかつきひじり)は一つ上の幼馴染、素襖春菜(すおうはるな)に誘われテニスを始める。
だが春菜の圧倒的な才能は二人がペアでいることを困難にし、聖は劣等感と“ある出来事”からテニスを辞めてしまう。
時は流れ、プロ選手として活動拠点を海外に移そうとしていた春菜の前に聖が現れる。
「今度こそ、春菜に相応しいペアになる」
そう誓った聖は、誰にも話せなかった“秘密のラケット”の封印を解く。
類稀なる才能と果てしない研鑚を重ね、鬼や怪物が棲まう世界の頂上に挑む者たち
プロの世界に夢と希望を抱き、憧れに向かって日々全力で努力する追う者たち
テニスに生き甲斐を見出し、プロさながらに己の限界を超えるべく戦う者たち
勝利への渇望ゆえ歪んだ執念に憑りつかれ、悪事に手を染めて足掻く者たち
夢を絶たれその道を諦め、それでもなお未だ燻り続ける彷徨う者たち
現在・過去・未来、遍く全ての記憶と事象を網羅した「アカシック・レコード」に選ばれた聖は、
現存する全ての選手の技を自在に操る能力を手に、テニスの世界に身を投じる。
そして聖を中心に、テニスに関わる全ての者たちの未来の可能性が、“撹拌”されてゆく――。
文字数 1,068,525
最終更新日 2024.10.23
登録日 2021.08.12
異世界ファンタジー。
セイジ第二部。『命知らず』のセイジがエルバレン商会に別れを告げ、惑星ジルオラに降り立ってからの物語。
最後のスキルを獲得し、新たな力を得たセイジが今度は『死にぞこない』に。
※この作品は1ページ1500字~2000字程度に切ってあります。切りようがない場合は長くても2500字程度でまとめます。
【プロローグ冒頭紹介】
リュウエンは小さな角灯を手に駆けていた。
息を荒くし、何度も後ろを気にしながらダンジョンの奥へと進んでいく。
逃げないと。逃げないと殺される。
「ガキが手間かけさせやがってよお!」
「役立たずくーん、魔物に食べられちゃうよー」
「逃げても無駄ですよー。グズが面倒かけないでくださーい」
果たしてリュウエンの運命は──。
────────
【シリーズ作品説明】
『セイジ第一部〜異世界召喚されたおじさんがサイコパスヒーロー化。宇宙を漂っているところを回収保護してくれた商会に恩返しする〜』は別作品となっております。
第一部は序盤の説明が多く展開が遅いですが、中盤から徐々に生きてきます。
そちらもお読みいただけると嬉しいです。
────────
【本作品あらすじの一部】
宿場町の酒場で働く十二歳の少年リュウエンは『役立たず』と蔑まれていた。ある日、優しくしてくれた流れの冒険者シュウにパーティーの荷物持ちを頼まれダンジョンに向かうことになる。だが、そこで事件が起こりダンジョンに一人取り残されてしまう。
***
異世界召喚された俺こと正木誠司(42)はメカニックのメリッサ(25)と相棒の小型四脚偵察機改ポチ、そして神に与えられたウェアラブルデバイス(神器)に宿るサポートAI(神の御使い)のエレスと共に新たな旅路に出た。
目的は召喚された五千人の中にいるかもしれない両親の捜索だったのだが、初めて立ち寄った宿場町でオットーという冒険者から『ダンジョンで仲間とはぐれた』という話を聞かされる。
更には荷物持ちに雇った子供も一緒に行方がわからなくなったという。
詳しく話を訊いたところその子供の名前はリュウエンといい奴隷のように扱われていることがわかった。
子供を見殺しにするのは寝覚めが悪かったので、それだけでも捜索しようと思っていたが、なんと行方不明になったシュウという男が日本人だということまで判明してしまう。
『同胞の捜索に手を貸していただけませんか?』
オットーに頼まれるまでもなく、俺は二人の捜索を引き受け、シュウのパーティーメンバーであるオットー、リンシャオ、エイゲンらと共にダンジョンに突入するのだが──。
────
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2024/9/15 執筆開始
2024/9/20 投稿開始
文字数 163,901
最終更新日 2024.10.21
登録日 2024.09.20
『ウルガルド物語』
嘗て魔族が存在した場合の近未来が舞台である戦闘描写有りの乙女ゲー。
この世界では所謂ファンタジー世界で使われる様な呪文を用いた魔法は既に失われており、代わりに顕章と呼ばれる独特な進化を遂げた化学と魔法が融合した魔科学を用いたハイテクノロジーを以て作り出された腕輪型のデバイスを用いる事で魔法に近しい能力を扱う事が可能となる。
周囲のオド(空間に満ちる自然発生した魔力)を顕章を持つ者同士の任意でフィールドを展開し、己の分身とも言える魔力(マナ)を武具として顕現させ戦う事が出来る。(フィールドを展開させずに武具のみを顕現させる事も出来るがその場合使用者の負荷も大きい)
また、一部の特異体質者には魂で結ばれた者、即ちソウルメイトの魔力を武具に出来る者も居るが先祖返りとして先天的に本来の魔族に近い性質を持つ者が大半である。
そんなゲームの世界だとばかり思っていた世界にある日転生する事となった悪役令嬢 アンナ・ノワール、彼女の前世の名は大黒仁(おおぐろじん)。
個人の戦闘力は高く舎弟の信用も厚く15の頃から20年育てられた組の親父にも次期頭に、と名指しで指名される程の極道者であったが、偶然居合わせた火事現場でカタギの女を庇う形で焼死した。
根っからのゲーム好きでもあり狭く深くというよりも広くそこそこ深くといった感じで色々なジャンルを遊んでいたが一見すれば幾ら戦闘パートがありとはいえ乙女ゲーとは思えない『ウルガルド物語』にどっぷり嵌っていた。
そのハマり具合は転生した事で忘れて久しい8歳児の自分がウルガルド物語に出て来ていた、ヒロインに事ある毎に絡むアンナ・ノワールに転生したのを鏡を見て気付く程。
然も、この悪役令嬢、全ルートの共通のライバルキャラでありこの世界の戦いという戦いを支配する大魔王の子孫であり、聖女の力を持つメインヒロインと男を取り合う所謂やんごとなき家の娘なのだ。
前世の記憶を取り戻したアンナ自身は、テンプレ通りの国外追放や死刑は怖くは無いが元男としては男に掘られるのは御免こうむるとばかりに行動を起こすが…。
文字数 104,879
最終更新日 2024.10.15
登録日 2024.01.07
この作品はリメイク!サブジェクト・ガーディアンズの旧作品です。
ときは未来、2244年。日本では色々なジャンル、ものに空想世界ができるようになった。
【勉強なんて嫌いだ。この世から消してやる!】
そして科目の世界と言われる空想世界を攻撃し、嫌いな科目をこの世から消そうと企む奴ら。通称【反科目抹消軍】。
そんな奴らから大切な科目を守ろうとした政府が作り出した防衛システム、サブジェクト・ガーディアンズ。
そしてその防衛システムを使い、科目を守る指揮をするコマンダー。
科目の世界と言われる世界が抹消されると科目自体消えてしまう。
そんな世界を元の状態に戻すため、コマンダー達は奮闘する。
果たしてすべての科目の世界を元の状態に戻すことができるのか、そんな彼らの物語。
文字数 15,577
最終更新日 2024.10.10
登録日 2024.06.25
※未遂ですが性暴力の描写があります。
綾音は連絡が付かなくなった友人・有紗が最後に「行きたい」と言っていた人造人間たちのたまり場に足を踏み入れる。そこは、人間に性的な奉仕を行う製品である人造人間たちが、捨てられた末行き着いた場所だった。性質上、人間を恨む感情が備わっていない彼らは、インフラが生きている建物を使って、満たされない人間たちの欲望に奉仕していた。
有紗の手がかりを得るためにやってきた綾音だったが、たまり場を悪用しようとする組織の人間から暴行を受けそうになり、危ないところを人造人間のシンスに助けられる。無愛想ながらも気を遣ってくれるシンスに惹かれていく綾音だが、たまり場には魔の手が忍び寄っていた。
※2024/10/06 19:30頃、第4話の相手違いバージョンのおまけをアップしました。
(※性的な倫理が終わっている作品です。真似しないでください)
(※BLで展開していた人造人間の運命の人のシリーズです)
(※リアルの社会情勢を反映しておりません)
(※職業についての考察は詳細に行なっておりません)
(※現実的な法律、道徳、倫理、人権、衛生の面で「誤り」「加害的」「差別的」であることも描写されますが、これらを「是」とするものではありません)
(※随時修正する可能性はあります)
表紙はぱくたそ様(https://www.pakutaso.com/)よりお借りしています。
文字数 23,620
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.06
――それでも私は自分だけの青春を作っていく。
青春を謳歌するのが目標の高校1年生の少女北野麻由美は2学期が始まったばかりの9月のある日、立ち寄った中古の本屋で不思議な本を買う。
その本を開くと気がつくと5月になっていた。この本を使うと時間移動ができると考えた麻由美は早速この本を使って様々な青春を送る事にするが……
文字数 20,398
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.05.19
左腕と左目に最先端の技術を組み込まれたサイボーグ、彼女の名は大島美玖。その下の名から親しい友人からは「ミーク」というあだ名で呼ばれていた。
彼女は西暦3000年は経過した地球にて、人類の愚かな所業により、破滅まで後一歩のところまで来ていた中、自身に備え付けられた最新鋭の武器を用いながら必死に抗い生き延びていた。だがその抵抗虚しく、大量の自動攻撃型ドローンの一斉攻撃に遭い絶命してしまう。
しかし死んだ筈の彼女は目を覚ます。するとそこは、これまで見た事の無い、魔法や魔物が存在する世界だった。
近未来サイボーグが異世界で様々なトラブルに巻き込まれながら、とある想いを捨てきれずも精一杯生きていく物語。
文字数 411,536
最終更新日 2024.09.18
登録日 2024.09.01
異世界ファンタジー。
ざまぁ要素ほぼなしで読み終えたときに感動できる作品を目指しました。
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【あらすじ一部】
その日、エルバレン商会が所有する大型輸送艦ウシャスの内部で人が魔物に姿を変えるという事件が起きた。
原因は戦場跡でのサルベージ依頼で回収した冷凍睡眠装置の中に仕込まれていた人を魔物化させる生物兵器だった。
開発元がアナザエル帝国であるとの情報を得ていた商会長のジョニーは、情報を共有している副会長のヨハンに後を託し、生存者を見つけると言い残して単身魔物の群れへと飛び込んで行く。
幼い娘、ジーナのことを思いながら。
***
事件の三日後──。
見知らぬ部屋で目を覚ました俺こと正木誠司(四十二歳)は、部屋に訪れた言葉の通じない赤髪翠眼の幼女ジーナにワイヤレスイヤホンケースを渡された。
その中に入っていたワイヤレスイヤホンを装着したところ、なんと目の前にVRゴーグルのような画面が現れ、黒いスーツ姿の美女を映し出した。
【はじめましてマスター。私はエレスと申します。このイヤホン型ウェアラブルデバイスに搭載されたサポートAIです。お困りのことがあれば、いつでも気兼ねなくお声がけください】
俺はエレスから、装着したのがイヤホン型ウェアラブルデバイスであることと、ゲームのようなステータス上昇が行えること、そして自分がアナザエル帝国という国家に未開拓惑星の労働奴隷として異世界召喚された日本人五千人のうちの一人という事実を知らされた。
そして現在、エルバレン商会が所有する小型艦マリーチで宇宙を航行中であることも。
紆余曲折を経てエルバレン商会に起きた事件を知った俺は、偶然取得した特別な力である限定シークレットスキル【機能拡張】を使い、懐いてくれた可愛いジーナの為に、行方不明になったジーナの父親であるジョニーを捜しに、魔物の巣窟と化した大型輸送艦ウシャスへと突入する。
──────
【第二部作品紹介】
第二部は別作品となっております。
タイトルは『死にぞこないのセイジ~異世界召喚されたおじさんが役立たずと蔑まれている少年の秘められた力を解放する為の旅をする~』です。
そちらもお楽しみいただければ嬉しく思います。
作者の代表作である【イスカソニア】【蓬莱の鏡】の二つのおっさん作品とのクロスオーバー要素を若干ですが入れてます。
お読みいただければ幸いです。応援、お気に入り登録していただけると励みになります。
2024/8/31掲載開始。
2024/9/15第一部完結。
文字数 160,182
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.31
異世界に召喚されて魔王を倒す……そんなありふれた冒険を終えた主人公・八雲勇治は日本へと帰還した。
異世界に残って英雄として暮らし、お姫様と結婚したり、ハーレムを築くことだってできたというのに、あえて日本に帰ることを選択した。その理由は家族同然に付き合っている隣の四姉妹と再会するためである。
隣に住んでいる日下部家の四姉妹には子供の頃から世話になっており、恩返しがしたい、これからも見守ってあげたいと思っていたのだ。
だが……帰還した勇治に次々と襲いかかってくるのは四姉妹のハニートラップ? 奇跡としか思えないようなラッキースケベの連続だった。
おまけに、四姉妹は勇治と同じようにおかしな事情を抱えているようで……? はたして、勇治と四姉妹はこれからも平穏な日常を送ることができるのだろうか!?
文字数 259,526
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.06.07
主人公アイは15歳の少女である。
祖父の下へ行く途中家族と散り散りに。
お母さんが王様の隠し子!?政略結婚の相手はストーカー男!?AIの国の騒動。
未来のスマホってこんななの!?
この世界は2500年人間と科学が進歩し、人間が進化してエルフの様になりつつある未来の人類の物語である。
未来では目には見えなかったものが見える様になる世界である。
文字数 33,802
最終更新日 2024.09.03
登録日 2024.08.27
音羽千歳は「時の環」と言われる十二個の並行世界を繋いだネットワークによって、
別世界の十一人の「私」たちと連絡を取り合っている。
十二の世界はそれぞれ十二支の名を冠し、区別されていた。
ある日、「子」の世界の音羽千歳は「寅」の世界の自分が何者かによって殺されたことを「丑」の「私」から知らされる。
彼女は未だ解決していない自らの殺人事件の真相を知るために並行世界を移動し「寅」の世界に向かうのだが……?
登場人物表
音羽千歳―――― 「子」「丑」「寅」など、十二支にちなんだ十二人の「私」がいる。
「丑」の「私」―― 「丑」の世界の「音羽千歳」。
「寅」の「私」―― 何者かに殺された「音羽千歳」。作家。
芹川美穂―――― 「寅」の世界の「音羽千歳」の友人。
斎垣守――――― 「寅」の世界の「音羽千歳」の恋人。
錦木雄二―――― 「寅」の世界の「音羽千歳」の小説の先生。
龍田秋――――― 「寅」の世界の「音羽千歳」の友人。
加茂さん―――― 「寅」の世界の老人。
筑紫警部―――― 事件を担当する警部。
筒井刑事―――― 筑紫警部の部下。
未奈―――――― 「子」の世界の「音羽千歳」の友人。
文字数 143,223
最終更新日 2024.08.30
登録日 2024.08.13
寂寥を抱えた元軍人フェイ×トラウマを抱えた青年ソラのSFライクな異世界ファンタジーBL。
七色ソラが目覚めると、トラックに乗せられて見知らぬ高速道路を疾走していた。
ソラを運ぶのは黒髪に眼帯のフェイと、金髪で陽気なアッシュという元軍人の二人組。ソラは監獄要塞という刑務所に収監されていたところ、階層都市ヨウトゥアの都市長ジャヒバルの指示で連れ出されたのだという。走行中に謎のトラックに襲撃されたが、ソラがとっさに逃げたいと念じると、フェイ、アッシュとともにトラックごと経済特区へと空間移転を果たし、ソラは二人からシュニャと呼ばれるようになる。
その後ソラはフェイとの会話で、ニルヤと呼ばれる異世界に移転したらしいこと、シュニャは時空を超越して様々な世界に顔を出すニルヤの神であり、ソラはその神の分身だと思われていることを知る。入社式を終えて翌日から正社員として働く予定だったソラは、なぜ自分がニルヤに飛ばされたのか、なぜ襲われたのか、またなぜジャヒバルが面会したがっているのか、わからないことだらけだった。
翌日、ジャヒバルとの面会を果たしたソラは、ニルヤに伝わるある伝承について聞かされる。それは、システムの壊れたニルヤにシュニャという神が顕現し、世界に平穏をもたらすというものだった。マスターシステムへのアクセスが失われたニルヤの各都市は、都市の呪いというバグに悩まされていた。
都市長とシュニャの婚姻によりシュニャがマスターシステムへの鍵となることから、ジャヒバルはその場でソラに結婚を申し込む。そしてソラがシュニャであることを確定させるため、シュニャ判定の心眼を持つ水聖都市長の元を訪れてほしいと懇願する。結婚はさておき、自身が本当にシュニャなのか確認したかったソラは、フェイとアッシュを護衛に水聖都市ミジチへと旅立つことになる。
水聖都市への道中ソラは、ソラのことを気に入ったらしいフェイから熱烈なアプローチを受ける。かつて人をだましていたことの悔恨から、だれかに自分の本音を話すことの抵抗感や、普通に幸せになることへの罪悪感があったソラは戸惑いつつも、いつかだれかを好きになり、だれかに自分のことを好きになってもらいたいという願望から、自分とフェイの気持ちに向き合う猶予期間を設けることにする。
水聖都市が近づいてきたところでソラは、シュニャを手中に収めようとする集団に連れ去られ、この世界の恐るべき秘密を知ることになる。また襲撃をきっかけにフェイの知らない一面を知ったことからフェイと仲違いをしてしまい、一度は近づいていた二人の距離が離れてしまうのだが――。
文字数 202,929
最終更新日 2024.08.16
登録日 2024.07.30
6年前の『平成30年7月東日本豪雨災害』で、最上 叶人(もがみ かなと)は大切なものをすべて失った。土石流に巻き込まれた家族は遺体で発見され、幼馴染の利根 彩佳(とね あやか)は必死の捜索も虚しく未だに行方不明のままだ。
高校2年生になった叶人は長女を失った利根家に迎え入れられ面倒を見てもらいながら、親友の鳴瀬 由良(なるせ ゆら)に協力してもらい彩佳の捜索を続けていた。
災害跡地を訪れた叶人は瓦礫の下に奇妙な扉を発見する。体勢を崩した拍子に扉の中へと落ちてしまい――その先はもう一つの足波市へと繋がっていた。
同じように見えて違いのある世界で、叶人は行方不明になっていた彩佳と死んだ筈の家族と再会する。そして彩佳の口から叶人こそがずっと行方不明になっていたのだと伝えられる。記憶の差異からお互いの探している彩佳と叶人は別人であると気付いた二人は、どちらの世界でも協力者になってくれた由良と共に、二つの世界からもう一人の自分を探すことになるが――?
文字数 33,696
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.08.05
世界に存在しない区画、『第零番地区(ゼロ・ゾーン)』。
ここでは、“世界に属さない人たち”が暮らしており、現実世界とは対をなす「場所」として、巨大な機械都市が建設されていた。
ゼロ・ゾーンは、現実世界の“片割れ”であると言われる場所であり、また、過去と未来の交差点でもあった。
現実は、たった一つの選択によって生まれ、一つの時間の先につながっていく。
私たちが暮らしている「現在」とは、事象の地平面において1つの確率が収束した姿であり、時空の揺らぎが閉じた状態でもある。
ただし、世界には“裏のチャンネル”と呼ばれる場所が存在していた。
その場所は、まだ「現在」が「現実」に到達していない場所であり、また、過去と未来が“動き続けている場所”でもあった。
現在にたどり着けていない、あらゆる可能性の集う場所。
「ゼロ・ゾーン」とは、すなわち、“そうならなかったという時間”が集まる場所のことを指していた。
「A」であり、「B」であるもの。
それでいて、現実ではないもの。
私たちは普段の生活の中で、何気ない選択を取ることがあるだろう。
しかしその選択は、たった1つの時間と空間の岸辺に辿り着き、決して変わることのない「結果」へと結びつく。
——もし、あの時ああしていたら…
長門高校に通っていた赤木ユウタは、突如として街中に現れた謎の球体に吸い込まれる。
暗闇に包まれた視界の中で、走馬灯のような目まぐるしい景色が頭の中に駆け巡った後、得体の知れない化け物が、自分を襲おうとしていることに気づいて…
文字数 2,376
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.08.11
『はっきりとした意識の中で見る夢』
クラスメイトは、たしかにそう言った。
周囲の期待の圧から解放されたくて、学校の屋上から空を飛びたいと思っている優等生の直江梵(なおえそよぎ)。
担任である日南菫(ひなみすみれ)の死がきっかけで、三ヶ月半前にタイムリープしてしまう。それから不思議な夢を見るようになり、ある少女と出会った。
夢であって、夢でない。
夢の中で現実が起こっている。
彼女は、実在する人なのか。
夢と現実が交差する中、夢と現実の狭間が曖昧になっていく。
『脳と体の意識が別のところにあって、いずれ幻想から戻れなくなる』
夢の世界を通して、梵はなにを得てどんな選択をするのか。
「世界が……壊れていく……」
そして、彼女と出会った意味を知り、すべてがあきらかになる真実が──。
※表紙:蒼崎様のフリーアイコンよりお借りしてます。
文字数 112,088
最終更新日 2024.08.06
登録日 2024.07.05
このあたしがなんでカーストど底辺のキリコと入れ替わんなきゃならないの!?
憧れの陽向くんとキリコが幼なじみで声をかけてくれるのはうれしいけど、なんか嫉妬する!
陽向くんはもとに戻る方法を一緒に探してくれて……
なんとか自分に戻れたのに、こんどは男子の夕凪風太と入れ替わり!?
夕凪は女の子になりたかったと、訳のわからないこというし……
女王様気取りの音無花音が、まったく立場の違うクラスメイトと入れ替わって奔走する。
文字数 61,036
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.10
異世界大陸【ヘブンズガルド】で巻き起こる、“人族“ 対 “人族以外”の壮絶な争い。異世界より転移されてきたアンドロイドは、元の世界でも迫害を受け、その扱いは酷いものでした。それは転移後も変わらず、“人族至上主義”が幅を利かせています。
なぜ人族は他の6種族に対して優位であり続けることができるのか?なぜ他の種族は手を取り合い、不当な世界を変えようとしないのか?
突如として異世界に現れたアンドロイドは、理想郷を追い求める中で人族に対して反撃の狼煙を上げます。アンドロイドとして造られたからといって、蔑まれる理由にはならない。彼は自身の権利として自由に生きることを願い、その想いを抱えながら戦いに挑みます。
これは、人族と人族以外がそれぞれの理想郷を追い求め、衝突し、争う物語である。
※こちらの作品は「小説家になろう」「カクヨム」でも掲載中
文字数 32,009
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.05.11
ヒロノブには物心ついた時から「お姉ちゃん」がいた。
優しくて、料理を作ってくれて、悲しい時にはなぐさめてくれる、最高のお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんの愛に包まれた、ヒロノブの一生。
ノベルアップ+主催「年の差恋愛短編小説コンテスト」応募作。
文字数 3,058
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
突然目の前に俺の孫だと名乗る女の子が現れた。
まだ俺中学生なんだけど……
「バレーボール部に入部しなさい」
中学生になり、入部する部活動を決める日。
未来から来たという俺の孫は、何故かバレー部への入部を勧める。
彼女の願いは何なのか。
俺は彼女と、ある約束を交わす。
文字数 20,719
最終更新日 2024.07.08
登録日 2024.07.08
日食の日、願いが叶うと言うひまわりの迷路の中で、優は小さな女の子と出会う。その子はなぜかお母さんとそっくりだった。 215回コバルト短編新人賞「もう一歩」
文字数 9,954
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.03
文字数 104,379
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.04.18