切ない想い小説一覧
水魔法が得意なジョナスは王宮にて洗濯メイドとして働いていた。膨大な魔力の持ち主である彼女は、ひょんなことから第二騎士団での戦闘補助を任されることになってしまう。
そして、そこで出会った無口で無表情のロステルに突然求婚され結婚してしまう。家では夫婦として、職場では仕事仲間として幸せな生活を送っていたが、夫であるロステルが第一騎士団に異動になると、それまで円満だった夫婦生活に不穏な影が差すようになる。ロステルと交代するように異動して来たヤソックは風魔法の使い手だった。同じ魔法使いとしてジョナスは彼との仲を深めていくが、一方のロステルも女性騎士との噂が囁かれるようになる。
ヤソックのジョナスに向ける純真な愛が見どころです。彼女を想うあまり、後半のヤソックにはヤンデレ化してもらう予定でしたが、ジョナスが切なさとはかけ離れている為、可哀想になってやめました。
文字数 110,468
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.06
過去の恐ろしい体験による心の傷から寧々に対して
、寧々を生涯大切に愛し続けたい気持ちと寧々のすべてを欲するあまりいっその事喰らってしまいたいという欲
この相反する2つの感情に苦しむ薙翔。
いずれ寧々を喰らってしまうのではないかと怯える薙翔にこの世界の最高位の神である竜神様は言う。
『陰の気が凝縮された黒曜石を体内へと埋め、自身の中にある欲を完全に抑えられるように訓練すればよい』と。
促されるまま体内へと黒曜石を埋めていく薙翔だったが日に日に身体の様子はおかしくなっていき…。
薙翔と寧々の命がけの戦いの物語が今幕を開けるー
文字数 34,403
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.27
人の寄り付く事のない森の中の山の麓の小さな家に、怪我をし記憶を失った若い男はたどり着いた。
そこに住む若い女アナリーに介抱され暫く世話になる。やがて2人は恋に落ち結ばれる。だが…
一つの目的の為に、小さな息子と王都に辿り着いたアナリーそこに待ち受けていたものは…
文字数 33,774
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.16
救命センターの救命医である藍場。救える命と救えない命の狭間で、彼は次第に医師を志した動機を忘れさせ、感情をなくしていく。表情1つ変えない彼の事を周りは「無情Dr(heartolessDr)」と呼ぶ。藍場には、不思議な力がある。人が持つ、感情が色で見える。
この事は、幼馴染みで看護師の赤名 美桜しか知らない。
ある日、意識不明の60代の女性が運ばれてくる。彼女を診た藍場は驚く。余命いくばくもない女性が持つ色は虹色に輝いている。「何故、この女性は虹色の輝きを持つのか?」ベッドの傍らで静かに眠る女性を見る藍場。意識のない女性が、困惑する藍場の手首を掴んだ時、彼は意識を失う。
時は、25年前。ある男が、山間部にある診療所で目覚める。男の名前は、碧 蒼空。彼は記憶がない。蒼空は、ひょんなことから、6人の子供達が暮らす児童養護施設で働く事になる。一緒に働く看護師小川桜、言葉を発する事ができない、お下げ髪の少女、美桜と子供達に囲まれながら、暮らす蒼空。
蒼空が目覚めて3日目。1人の少年が、児童養護施設にやってくる。少年の名前は、藍場 省吾。感情をなくした少年には、人の感情を色で見る事ができる不思議な力がある。蒼空は省吾と出会ってから、少しずつ記憶を取り戻していく中、次第に、小川桜に惹かれていく。また、省吾も施設の人達と暮らす中、次第に感情を取り戻していく。
穏やかな日々、桜と子供達との幸せな時間が永遠に続く事を切に願う蒼空。
しかし、穏やかな日々は続かない。
桜の大病と嵐の日に消えた美桜。記憶を取り戻していく度、消えていく自分の存在だと気付く。
消えゆく空は?蒼空と省吾の関係は? 美桜はどこに消えたのか? 桜との恋の行方はどうなるのか?
蒼空が全てを思い出す時、全てがつながる。
文字数 48,881
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.09.08
山本優希と藤原望は出身地、生年月日、血液型が同じアイドルデュオ。
十二歳で出会い、十八歳の誕生日にCDデビュー。
彼らがアイドルを卒業するまでの話です。
***更新予定
16日18時
17日18時
18日18時
文字数 5,128
最終更新日 2024.10.18
登録日 2024.10.15
あの娘は俺に言ったんだ
『もし私がいなくなっても、君は……君だけには覚えていて欲しいな』
父親と母親が離婚するらしい。
俺は父親、弟は母親が引き取るんだと。……俺等の気持ちなんてのは無視だ。
そんな中、弟が入院した。母親はまだ小学生の弟にかかりきり、父親は仕事で海外出張。
父親に『ばあちゃんの所に行け』と命令された俺は田舎の町で一ヶ月を過ごす事になる。
俺はあの夏を忘れる事はないだろう。君に出会えたあの夏を。
※設定は相変わらずふんわりです。ご了承下さい。
※青春ボカロカップにエントリーしております。
文字数 63,221
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.14
αらしく無い大人しく引っ込み思案のα唯は、祖父の棚ぼたの遺産で計らずしもΩの男性ユウマを競り落とした。とはいえ唯にユウマと深い仲になる気は無く、なぜ唯がユウマを競り落としたのか、それを伝えるとユウマは豹変してー……
年上で引っ込み思案のαと年下で魅力的な世話好きΩの不器用な恋のお話。
※ふわっと設定です※非適切不愉快な表現があります※苦手な方はお控えください※小説家になろう様にも載せてます
文字数 38,942
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.07.23
広告会社に勤める三田 惣一郎とライターの卯月 紫苑は付き合って五年目になる恋人同士。
同棲して三年。上手くいっていたはずが、最近、何か言いたげな詩音に惣一郎は不安を感じていた。
そんな詩音に自分なりにできることをと、詩音の好きな本を買って帰ることに。入った本屋で惣一郎は一人の男性、三月 紫苑と出会う。
一冊しかない本を折半することになり、更には詩音と気が合いそうな三月に協力を求め、サプライズ計画を立てることに。
以来、会うことが多くなる惣一郎と三月。
ある日、詩音が見知らぬ男性と歩いている姿を見かけてしまう。焦る惣一郎は、つい、詩音を咎めてしまう。
大好きなのにすれ違う二人。そんな二人を襲う悲劇-。
愛が重いのに口下手な惣一郎と、愛が重い故に大切なことは言えない詩音の、もだもだラブストーリーです♡
文字数 98,851
最終更新日 2024.08.08
登録日 2024.02.06
人に興味がない無関心学生の七川瑠璃と美青年優等生の月蔵奏には秘密がある。
旧北校舎の第二閉架図書室は秘密の遊び場。
隠して持ち込んだゲーム機。勝手に動かした端の破れたソファ。放課後の夕暮れの逢瀬。
教室では必要以上の会話をしない。日常で過ごす友達は違う。任されている委員会も、掃除場所も何もかもが違う。親も友達も先生も二人の関係は知らない。
二人は放課後限定の秘密の遊び相手だった。
ただ二人きりでだらだら時間を過ごすだけの心地よい秘密だった。
しかし突然、奏は瑠璃にキスをした。
「別に。ただ秘密を増やそうと思っただけ」と奏は言った。瑠璃は違和感を感じながらも、心地よい距離を守るために「まぁいいか」と受け入れた。
しかし、その日を境に、それまで保たれていた秘密の関係は崩れていく。
キスをして抱きしめてデートして夜を過ごして。もはや誰にも言えなくなった秘密の関係。
ただ都合のよい秘密の遊び相手に触れて、その心の内を知るたびに、惹かれあっていくのを止められない。
確信を持つことのできない、もやもやした想いを募らせる中、ついに瑠璃が告白されてしまう。
二つの歯車が静かに回り始めた。
***************
・爽やか優等生美青年×無関心パーソナルスペース広め学生
・ハッピーエンド
・ほんのり執着攻め×ほだされ受け
毎日更新で一週間程度で完結する予定です。
※R18の話には「※」をつけています!
※誤字脱字等ありましたらぜひ教えてください!
※他サイトでも投稿しております
よろしくお願いいたします。
文字数 97,235
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.25
*あらすじ
この世界はΩにとっては生きづらい世の中だ。
山瀬は代々αの名門と言われ、優れたαを生み出してきた。そんな中、Ωの子どもが産まれた。
そんな彼の名前は【陸】しかし使用人ですら陸の面倒を見る者は限られていた。
名門αの異物として扱われてしまう。
教養のため学校は高校から通わせたが世にも珍しいΩをβは気に食わなかった。
そして進学校にはαが2人いた。それだけでも珍しいことなのにΩが加わりどう進展していくのか。
続きは本編にて…………
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★作品を書こうと思ったきっかけ
オメガバース作品でなにか~と考えたときにΩとα2人の番っていいなぁなんて呑気に考えたのがきっかけです。
どう展開していくのかお楽しみ頂けたら幸いです!
※性描写多く含みます。
※文章の無断転載禁止。
※オメガバース
※暴力・虐待表現あり
※異物表現あり
★お知らせ
DLsiteにて再編集した小説の販売を開始しました~
こちらでは試し読みになります!
Twitter、noteにて内容をUPしているのでぜひ確認してみてください!
文字数 6,437
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.06.05
公爵令嬢であり、病弱なスピカ•ウィンチェスター。
今の私の名前である。
あるきっかけで前世の記憶を思い出したけれど、特に困る事もなくただ、なんとなく、以前は日本というとこに住んでたなあというくらいだった。
そして、別の領地で体を休めていた私にはとてもとても、沢山の人に自慢したくなる姉がいる。
双子の姉アリア•ウィンチェスターだ。
優しい姉で何をやっても完璧な自慢なお姉様!尊い!美しい!大好き過ぎる!
いつかまた一緒に本を読んだり散歩をしながらお話をしたい、そう思っていた矢先
突然、姉は事故で死んだ事を知る。
婚約者である王太子に婚約破棄された後、帰りの馬車で亡くなってしまったのだ。
誰もが囁く。
『あの悪女が死んでよかった』と。
は??お姉様が死んだ?何故?馬車の事故には不可解な事がある‥‥。
そもそも『悪女』と呼ばれていた?
ウチの姉は世界一の女神だぞ?!
この世界の姉は『悪役令嬢』だと言うピンク花畑令嬢。
それにお姉様はヒロインを虐めてなどいなかった!むしろ虐められて嫌がらせされてたのはお姉様のほうだった‥‥?
お姉様を苦しめた奴ら、全員顔覚えたわよ。
頭がお花畑のヒロインちゃんとその取り巻き阿保共よ。
そんなに悪役令嬢が好きなら、私がなってやろうじゃないの!
姉妹の泥沼喧嘩より、ちょっとした姉妹愛的なものが書きたくて🫶
主人公が亡くなった姉の名誉挽回の為頑張っていきつつ、みんな主人公を好いていくお話です。
文字数 22,624
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.04.16
文字数 11,239
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.05.27
孤独とは。
意味を調べてみると
1 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。
2 みなしごと、年老いて子のない独り者。
らしい。
私はこれに当てはまるのか?
三十三歳。人から見れば孤独。
そんな私と死にたがりのうさぎの物語。
二人が紡ぐ優しい最期の時。私は貴方に笑顔を見せる事が出来ていますか?
※現実世界のお話ですが、整合性のとれていない部分も多々あるかと思います。突っ込みたい箇所があっても、なるべくスルーをお願いします
※「死」や「病」という言葉が多用されております。不快に思われる方はそっと閉じていただけると幸いです。
※会話が中心となって進行していく物語です。会話から二人の距離感を感じて欲しいと思いますが、会話劇が苦手な方には読みにくいと感じるかもしれません。ご了承下さい。
※第7回ライト文芸大賞エントリー作品です。
文字数 36,997
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.04.29
短編なので話は短めです。
BL要素ありなので苦手な方はご注意下さい。
※もし文章におかしなところがあれば教えて下さい。
文字数 3,489
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.05.13
西暦にすると400年か500年か時代は定かではない頃。
ある名の知れた封魔師の家系では、6歳から20歳まで全国を旅しながら魑魅魍魎を渡り合う習わしがある。
この旅路の15年間で生き残った者が、正式に「神守の封魔師」と名乗れるという。
その習わしによって、旅を続ける若き兄弟がいた。
二人はとある村で一人の少女とその病弱な母と出会い、交流を深める。
そして、過酷な旅の中のほんのひと時の安らぎの時間を共に過ごした。
しかしそれも、未曽有の水害により終止符を打たれる。
かつてない水害に見舞われた村は、防災のため大規模な堤防を築くことにした。
河を作り変えることでの水神の怒りを恐れた村人たちは、病弱な母を村全体で面倒をみるという約束のもと、少女は「人柱」として選ばれる。
封魔師の少年たちは、村の決定にどうすることもできないまま、この地を去る。
その少女の「人柱」のおかげか、無事に堤防を築くことはできた。が、約束だった病弱な母の面倒を村人たちは最後まで診ることはなかった。
ちょうどその頃から、村で異変が始まる。それは、白絹の長衣をまとい褐色の髪をなびかせた少女を何人もの人が目撃する。と、同時に村では不幸が重なり始める。誰も口にはしないが「少女の呪い」かと・・。
8年後。あの時、少女とわずかな時を過ごした封魔師の兄弟の一人が、再び村を訪れる。
そして怨霊と化してしまった、かつて安らぎを与えてくれた少女と対峙することとなる。
文字数 22,296
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
終わりのないゲームのような戦争を続けるアイリス国とアンバー国。生まれつき感情が欠落したラウルは優秀な兵士として戦場を生きていた。ある日敗北の女神と呼ばれるエルザと出会ったことでラウルの世界は一転することになる。感情が芽生え始めたラウルと劣等感を抱えるエルザ。互いに欠けているものを補うかのように二人は徐々に心を通わせるようになるのだが……。
ラウルの変化が周囲に影響を与え、少しずつ変化していく世界でそれぞれの想いと願いが交差する。
※三部作のためそれぞれの章で主要人物が変わります。
文字数 112,071
最終更新日 2024.02.13
登録日 2024.01.14
前世の自分が大好きだった小説の悪役令嬢・ジェナに転生した私は、小説の世界を壊さないために悪役令嬢を演じきって処刑された。
そして次に目を覚ましたら、今度は全く知らない世界の聖女・アイヴィに転生していた!?
処刑時に首をはねられたのがトラウマになった私は、今回の人生は穏やかに生きたいと願っていた。
だから問題を起こさず、人とトラブルを起こさずにいたいのに──。
「いきなり聖女だとか言われても訳わかんないのよ! 冗談じゃないわ! そんな面倒に巻き込まれるくらいなら、聖女なんて辞めてやるわ!」
「私は一切聖女としての役目は果たさないわ。あなた達が私のことを尊重出来ないのならね」
自分の意思とは裏腹に、ジェナを演じすぎて染み付いた悪態が止まらない!
このままじゃまた処刑されてしまう──!
悪役令嬢の性格を引き継いだ聖女という難易度の高い今度の転生、果たして上手くいくのか。
そして聖女アイヴィに課された過酷な運命を、私は後に知ることになる……。
悪態をつく聖女が歩む道は、再びバッドエンドか、それとも──?
※他サイトにて掲載したものを、加筆修正しながら投稿しています。
文字数 135,402
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.12.12
伯爵令嬢として育てられていたアンナだが、両親の死によって伯爵家を継いだ伯父家族に虐げられる日々を送っていた。義兄となったクロードはかつて優しい従兄だったが、アンナに対して冷淡な態度を取るようになる。
そんな中16歳の誕生日を迎えたアンナには縁談の話が持ち上がると、クロードは突然アンナとの婚約を宣言する。何を考えているか分からないクロードの言動に不安を募らせるアンナは、クロードのある一言をきっかけにパニックに陥りベランダから転落。
一方、トラックに衝突したはずの杏奈が目を覚ますと見知らぬ男性が傍にいた。同じ名前の少女と中身が入れ替わってしまったと悟る。正直に話せば追い出されるか病院行きだと考えた杏奈は記憶喪失の振りをするが……。
文字数 34,186
最終更新日 2024.01.12
登録日 2023.12.27
陽介は同級生3人と一緒に異世界へ召喚された。
召喚先で勇者亮太を筆頭に奏、夏子と4人で勇者パーティーを作って、魔王討伐に向かった。
「禁断のフレイム」という自爆スキルを持つ陽介は聖人。
なぜか想い人の夏子は聖女。
魔王と対峙した4人。陽介は決断を迫られる。
長編を作らせてもらう前に、このスタイルで出させていただきました。
文字数 3,422
最終更新日 2024.01.06
登録日 2024.01.06
付き合って2年、新店オープンの準備が終われば一緒に住もうって約束していた彼が、階段から転落したと連絡を受けた
慌てて戻って来て、病院に駆け付けたものの、彼から言われたのは「あの、どなた様ですか?」という他人行儀な言葉で…
しかも、彼の恋人は自分ではない知らない可愛い人だと言われてしまい…
※side-朝陽とside-琥太郎はどちらから読んで頂いても大丈夫です。
朝陽-1→琥太郎-1→朝陽-2
朝陽-1→2→3
など、お好きに読んでください。
おすすめは相互に読む方です
文字数 36,687
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.10.26
五十嵐里美、27歳。
真面目だけが取り柄の見た目地味子の残念女子。
会社でうっかりラブラブカップルの情事未遂を目撃した事から、それまでの生活が激変。
恋に臆病な私でも、素敵な恋が出来ますか…?
アルファポリス公開開始日 2019/04/01
アルファポリス完結日 2019/04/25
*この作品は、以前エブリスタに公開していた物です。
エブリスタ公開日 2018/06/18
連載終了 2018/11/20
公開後も加筆修正する事もあります。
ご了承の程宜しくお願いします。
*2021/07/22 ryon *さんに表紙を描いていただきました。
文字数 120,506
最終更新日 2023.10.31
登録日 2019.04.01
あなたの一番になれたらいいのに
レンタル有りアルファポリス エタニティブックスにて書籍出版が決まりました。
2020/11/10 登場人物紹介以外取り下げいたしました。
2020/12/14 書籍レンタルが開始されました。
宮田光里、27歳、図書館司書。
交通事故に巻き込まれ、足に障害が残ってしまう。
滝沢和範、27歳、会社員。
玉突き事故に巻き込まれて光里に怪我を負わせてしまう。
光里の怪我の責任を取って一生面倒を見るとプロポーズするものの、和範は光里を通して別の人を見ている。
光里の双子の姉、灯里を……
ねぇ、私は姉の身代わりですか……?
光里編アルファポリス公開開始日 2019/04/01
完結日 2019/04/29
和範編連載開始 2020/02/01(こちらのサイトのみの公開)
完結日 2020/03/16
(本編の書籍化にあたり、ネタバレが多大にあるため取り下げております)
*この作品は、以前、エブリスタに公開していたものです。
エブリスタ連載開始 2018/11/06
エブリスタ連載中断日 2019/01/01
文字数 170,687
最終更新日 2023.08.04
登録日 2019.04.01
11年間の時を得て、片想いから恋人同士になった誠と美絵。その愛は永遠になるのか
宮島誠 19歳
11年思い続けた美絵とやっと結ばれた。頭脳と運動に優れた林礼大学に通う1年生。頭脳明晰の美少年、一途で頑固。
鈴風美絵 19歳
誠の彼女で同じ大学を推薦で入学した。家は代々伝わる剣道道場で優れた跡取り娘。頭脳明晰、運動神経抜群、ぶっきらぼうで男嫌いの美少女。
鈴風智瑛理 18歳
美絵の妹で高校3年生。お洒落と姉が大好きな、料理好きで明るい性格。
大空カナタ 18歳
智瑛理の彼氏で高校3年生。可愛位顔立ちで人懐っこい性格。頭脳明晰で運動も得意。
律次清高 25歳
メグの執事。冷血人間で、人を殺す事に躊躇しない。表情を表に出さなかったが、美絵と関わり徐々に変わっていく。
可楽明宏 19歳
産まれは大阪。中学から引っ越し東京へ。成績優秀。女遊び好きな色男。密かにメグを思う。
姉崎メグ 19歳
中学から林礼に通ってて、父と2人暮らしだったが父が結婚して令嬢になる。モデルの仕事を内緒でこなしつつ、学校で成績は微妙。顔とスタイルは抜群で元ミス林礼、誠狙い。
文字数 163,896
最終更新日 2023.07.31
登録日 2022.01.04
文字数 43,344
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.28
今よりもずっと、ずっと昔の話。
一人の少女が恋をした。
少女は、その国の太子が庶民の娘との間に為した子であるが、その事実は当の太子にも伏せられており、ただ一部の者しか知らない。
少女は、王朝の記録にも残されていない子である。
今では、その太子はこの国の王となっていた。
少女は、母親と寒村で暮らし、幼なじみの少年と結婚の約束を交わしている。
少年は、少女に樫の木を削り作ったかんざしを少女に渡していた。
それは、結婚式で少女が付ける為に少年が作ったものである。
この村では、少女は16歳の年までは結婚をしてはならず、家を支えることとされており、少女の誕生日までは、あと1ヶ月となっていた。
その頃、都では流行り病が流行っており、朝廷内においても多くの者が病に倒れていた。
現太子も病に倒れ、床に伏せっているのだ。
王は、唯一の後継者である太子の病に心を痛め、床に伏せってしまい、大いに朝廷は混乱した。
そこで、先王からの重臣が、現王に少女のことを告げる。
王は、少女を探し出し、王城に連れてくるように命令をした。
少女の16歳の誕生日の日の朝、少女の前に王の兵士たちが現れた。
少女を花嫁として迎えに来た少年は、兵士たちに取り押さえられている。
少女は、母親とともに王城に連れていかれることになったのだ。
少女の名前は、『冬花(とうか)』、後に、この国で唯一の女王となり、「賢母王」としてもっとも民に慕われた女王となる。
少年は、王城に向かう冬花に叫んだ。
「逃げたくなったら、俺のかんざしを着けろ。必ず俺がお前を連れ去りに行く!」
少年の名前は、『優季(ゆうき)』、後に、冬花を守る近衛隊の一員となる。
文字数 6,039
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.07.16
就職活動中の新一は祖父から、想い出の懐中時計をもらう。それは太平洋戦争の末期、海の特攻である回天隊員であった祖父が、当時上官であった相良少尉から頂いたものだという。そのルーツをたどる為、新一は好意を寄せている床枝秀美と共に、回天の基地があった山口県大津島に行ったが、そこで新一の意識だけが、昭和20年の相良の意識のなかにタイムスリップしてしまう。新一の意識のタイムスリップは偶然なのか、それとも……
この物語を書き始めた頃、大津島の回天記念館に行ってきました。この時代、恋人や家族を想い、この国の為に戦い散っていった若者達。彼等の遺品を目にすると、涙が溢れ出てきました。戦争の是非はともかく、興味のある方は一度訪れてみてください。泣きます…… この小説は数年前に書いたものを投稿にあたり手直ししました。興味を持って頂けたら幸いです。
文字数 115,920
最終更新日 2023.06.29
登録日 2023.06.08
心を病んだ青年が医師に見捨てられた意識不明の妻を助けてる為、奮闘する物語。※フィクッション。
文字数 27,940
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.04.21
ーー今は昔。ある少年は一人の少女と出会い、その命を助けられた事から始まる。
外敵排除の掟。審議の結果、その少年の正体は人在らざる者とされた、人で在って人で無いーー特異点と謳われる者だった。それは余りにも異質で危険過ぎ、この世に在ってはならない存在。
破滅に向かう世界、狂っていく歴史。最後の特異点の少年は命を助けてくれたーー存在意味を与えてくれた少女の為、天地を揺るがす力を振るう。
レベル臨界突破ーー人を超越した、その力を以て。
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『存在してはいけないとか、生きてる価値が無いとか、そんな事誰が決めたのよ!』
彼女は彼を抱きしめたまま、力の限り叫んだ。
心の底から叫びたかった。理不尽な世の中の不条理を。
“貴方は皆の分まで、幸せに生きなきゃいけないの”
『私が……幸せに生きる?』
“そうだ。必要とされたかった。こうやって抱きしめて貰いたかった……”
彼は決意する。もう二度と彼女を傷付けない。ここは自分が死ぬまで生き抜く処としてーー
“私の命が続く限り、守り続ける事を。彼女を守り抜く事が私の存在価値、存在理由そのものなのだからーー”
※これは苛酷な運命に翻弄された、人在らざる少年の壮絶な闘いの軌跡と、守る抜く事となる少女との悠久なる愛の物語。
胸が痛い程に感じてください。愛する者の為に生き抜いた、想いの深さと強さを。
――――――――――――
※完結まで30万文字程の長編となるので、序破急の三部作に別けます。
※冒頭からラストエピソード。メリーバッドエンド、悲恋とも云える本作ですので、絶対ハッピーエンド主義の方には向かない事をご了承ください。
悲恋ながらも報われる想いと救い。願わくば、この想いが誰かの心に届きますようーー
文字数 100,034
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.04.16
俺には、小さな頃から幼馴染がいる。その幼馴染とは小中高と全部同じところを選んでいる。
高校生になってからは、ほとんど話していない生活を送っていた。
だが高校二年生の進級して間のないある日、彼女が屋上へと俺を呼んだ。俺は、珍しいと思ったが久々に彼女の顔を見れるので少し期待していた。
彼女は、手すりの寄っかかり遠くの景色を見ていた。
俺が来たことに気が付いたのか、俺の方を見る。
彼女が、一歩一歩俺の方に近づいてその差は二歩差になった。
彼女が衝撃の事実を明かす。俺は、その事実を受け止めたくはなかったのだった。
※エントリー作品です。
文字数 24,208
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.03.28