文学小説一覧
文字数 6,784
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.01
つれづれなる思いを載せただけの短文です。
あくまでフィクションであり、現実とは一切関係ありません。
文字数 1,056
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27
ある日、虎藤虎太郎という名の男が、朝にアパートの部屋を出たきり戻ってこなくなり、そのまま行方不明となった──。
その話をアパートの大家から聞かされた二人の男は、縁もゆかりもない虎藤虎太郎を捜し出すために日常を捧げた。一人の男はひたすらに虎藤虎太郎の足跡を追い、もう一人の男は、名前以外、顔も人柄も知らない虎藤虎太郎の頭の中を理解しようとした。アパートの部屋が隣同士だった二人は、次第に接触する機会が増え、次第にお互いを虎藤虎太郎に関連する「何か」だと思い込むようになった。
それでも虎藤虎太郎の存在を知る人間は、二人以外、世界のどこにもいなかった。
二人が探している虎藤虎太郎とは、追い求めている虎藤虎太郎とは、一体誰なのだろうか?
文字数 74,393
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.07.17
文字数 3,929
最終更新日 2024.10.02
登録日 2024.10.02
時給一万円の文学祭。
「一時間で書き上げた文章、優勝したら一万円」。
テーマに沿って一時間で書いて出す!
全て一時間で書き上げるアンソロジー(になる予定)。
必然的に、一話は短め。
文章は読みやすく、さらっといけます。
文学祭が開催される時期だけの不定期更新。
文字数 4,007
最終更新日 2024.10.01
登録日 2024.05.30
文字数 154,478
最終更新日 2024.09.28
登録日 2023.04.16
読み人知らず
作者が不明、あるいは匿名であること。
社会人の川村唯は学生時代生まれ育った故郷に戻る。両親は昔にそこからは引っ越している、いったい彼女の目的とは。
文字数 1,873
最終更新日 2024.09.17
登録日 2024.09.15
『2025年7月5日、日本は大災難に見舞われる』
茗がその都市伝説を聞いたのは、高校の同級生からだった。
2020年から2024年の間、成長とともに都市伝説であったはずの話が身近に感じられ始めた彼女の話。
※災害描写はありません。重い内容でもありません。
【全8話】8日間毎日18:00更新
※完結済みのお話です。
コメントお待ちしております。
文字数 14,018
最終更新日 2024.09.09
登録日 2024.09.02
夏の夕暮れのなかで思い出すのは決まって、一枚の水彩画だ。青い色で繋がれたはずの縁を、わたしはずっと待っている。
文字数 14,607
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
辛い過去ほどよく思いだして、楽しかった出来事ほど忘れてしまう。
逆だったら、いいのにね
文字数 1,757
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.08.14
文字数 826
最終更新日 2024.08.13
登録日 2024.08.13
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タイトル:『旧統一教会への解散命令』
見出し:「日本は、韓国にひとつ。お金を納めなさい。」
この言葉は信じ難いものかもしれませんが、実際に国会で提出された参考資料の一部です。この発言に対して、七回にわたって清和会に答弁を求めましたが、きちんとした返答が得られたのか疑問が残ります。もしかすると、大臣クラスがこの内容を誤って解釈したのではないかと考える方もいるでしょう。もしそうであれば、なぜそのような誤解が生じたのか、深く追求する必要があります。
安倍元首相の交代後、自民党は派閥争いをどう整理していくのか、これからの展開を見守る必要があります。
解散後の宗教団体と犯罪行為
まず、解散した宗教法人に対して、その活動の是非を問うことはもはや不可能です。解散した時点で宗教法人としての存在は消滅しているため、法律的な対応も制限されます。また、韓国などの影響を受けた集団による犯罪行為についても、それが犯罪行為であったとしても、処罰することは難しい状況にあります。
旧統一教会に関して、大臣はそのような認識を示しましたが、この回答に対して異議を唱える討論が、七回にわたり行われました。具体的には、森喜朗元首相が「院政を制して対処する」との回答を示し、当時の文部科学大臣であった下村博文氏にも同様の質問が行われました。しかし、彼はその後、突然公の場から姿を消しました。なぜ彼が突然姿を消したのか、その理由を追求する必要があります。
塩谷立元大臣への質問と清和会の対応
さらに、塩谷立元文部科学大臣に対しても、七回にわたる質問が行われました。この際に使用された費用は、党側および清和会からの支援によるものでしたが、返答はまだ得られていません。この点についても、再度返答を求める必要があります。
合同結婚式や「マジョリティ」に関する返答もありましたが、その詳細については依然として不明瞭です。特に、メシアと呼ばれる人物が神であるのかどうか、その背景を明確にする必要があります。
見出しの変更とさらなる追求
見出しを変更し、日本だけでなく、韓国、イギリスへと逃げ延びた組織との関連性と金銭の授受についても、今後の議論の焦点にすべきです。これを断つために国民は寝る間も惜しんで働いてきたわけですから、この点は非常に重要です。
政府献金やその預貯金の有無についても、犯罪が発生した際には速やかな対処が求められます。問題の根本原因を断ち切るためには、韓国やイギリスなど、他国にまで迷惑をかけている状況を明確にしなければなりません。 つづく・・・。
文字数 1,531
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.08.12
「山の杜」「私の話」に続く山の杜三部作の一つです。
留年を機に重圧と自分への失望から自殺を考える主人公。
そこである少女に命を救われ、山の杜へと招待される。
そこでおなじみの動物たちとの触れ合いの中で自分の大切なものを見つけていくお話です。
文字数 9,148
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
「ねえ知ってる? 最近でるらしいよ?」
――吸血鬼――。白皮症、血液嫌い、大妄想持ちの女子高校生、出里若菜は克服しきれない朝の眩惑的騒々しさの中で、親友から今更ながらの情報を小耳に入れる。
吸血鬼が現れる。なんでも、ここ最近の夜間に発生する傷害事件は、おとぎ話でしか存在を聞いたことがない、そんな化け物が引き起こしているらしい、という情報である。
噂に種はなかった。ただ、噂になるだけの事象ではあった。同時に面白いがために、そうやって持ち上げられた。出里若菜はそう思う。噂される化け物らは、絵本に厳重に封をされている。加えて串刺し公の異名を持つブラド・ツェペシュも結局人の域を出なかった。
この化け物も結局噂の域を出ない伝説なのだ。出里若菜はそう決め込んでいた。
あの光景をみるまでは。
※流血表現、生生しい描写、という要素が含まれております。
ご注意ください。
※他サイト様にも掲載させていただいてます。
文字数 113,361
最終更新日 2024.05.20
登録日 2022.12.05
文字数 907
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.19
雪降る東北の温泉街にて、入浴券を買う小銭が無いと困っている女性がいた。
たったの三百円だし、俺は奢ってあげることにした。
小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
文字数 1,723
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.06
彼女の全ては私にとってのかけがえのない存在でもあり、この世で最も大切な人である。だが、それは私だけ一方的な思いなだけで、決して彼女はそう思ってなさそうであった。長い歴史の中で、人が人を好きになり、己の愛とは何かを人生という長い船に揺られながら荒波を越え、常に問うていく物語。
文字数 1,531
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
トンネル内の暗闇の中でハンマーの音が響く。打音検査だ。トンネルの保守点検に勤しむ佐藤の前に浮かび上がる白い影。暗黒天女は指さし嘲笑する。社会の闇に潜む歪とそれがもたらす災害を。それは重層的に折り重なって構築された都市の終焉の断片。(この作品は一九九〇年代に執筆したものです。現在とは一部異なる表記をしております)参考資料 小林一輔著 コンクリートが危ない
文字数 6,564
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.30
『雨穴「変な家」読書感想文』(過去のバックアップ記事からの展開)
「作者の雨穴(うけつ)さんの作品に関して」
『まずはじめに:本をとって「ぎょっとする」不可解な家の間取り図。ありえない、間取り図は、殺人事件のあらましだった。』
「用途不明な空間演出と間取り図。そして、監禁部屋のような子供部屋。」
『登場人物:栗原(探偵の役目)と柳丘さん(相談相手)そして、変な家の持ち主。宮江柚希(みやえゆずき)本名:片淵家の人々の真実とは。』
「呪いの左手首切りと小説の醍醐味とは?」
『家の間取り図と奇妙奇天烈なハードカバー、カラーリングと表紙の出来栄え。』
「表紙の扉部分と間取りの不可解さ。そして、ユーモアさ。」
『中身を読むに連れて引き込まれるオカルトの世界とホラーの醍醐味である。』
「隠された呪いと雨穴が最後まで出てこない登場人物には無い怖さとオカルトの世界。」
『登場人物には雨穴は最後まで登場しません。最後まで栗原が探偵という役割を担うことにより豪快なサスペンスと奇妙奇天烈な不愉快さを示しています。』
「何度みても雨穴が描いた間取りには、論考が見て取れる。」
『数度となく読み返すに連れて、不気味な世界が展開される。批判を許さない、雨穴の物語。体験消費:モノ消費からコト消費へ。』
「文化と古典文学とも読み取れる文化研究の基礎テキストのような論文と会話文が紡ぐのは、もののけの物語へと進む。圧倒的なスケールと部屋の面白さが伝えるポピュラーさと悪趣味なルームガイドの豪快さ。」
『実用性はないが、大塚英志【評論家】が批評するように、研究し尽くした高級マンションポエムのようなミッドサザンスタイル。港区を呼ぶならば、其処にはきっと物語があるのだろう。マンションの売り手には東京という街は、ファミコンの攻略文化といえるだろう。ストーリー性は、物語と論調へ。変な家とは雨穴が描いた作品の読解である。』
「呪いとい名の虚構である。」
『親の因果が子に報いる。罪と罰とは、子供を通じて欺騙となる。』
文字数 7,348
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.25
考察と論調、人にまったく興味を示さない男である「書生」。
一から九の句
静(しず)先生の妻の名前。時代背景:人が織り成す家族構成。
現代では考えられない、オートロックと当たり前な人の家への鎮座。
私ならば、一週間と耐えられないだろう。
昨年の「文藝春秋」に書かれてありました、2023年9月号巻頭随筆92ページから93ページの「塩野七生(しおのななみ)」氏 作家の言葉を礎にして論考をまとめてみました。夏目漱石の「こころ」はパブリック文書となりました「青空文庫」さまから拝読して、読書感想文を書き進めております。塩野七生さんの言葉には、タイトル「日本人へ・二百四十」から引用で「文豪二人の留学体験」より当時の森鴎外と夏目漱石のスタイルを直視した文章から論考を重ねております。時代背景がみえない。第一次世界大戦とは、戦争を知らない我々には、難色を示さざるを得ない思考が綴られておりますが、彼女なりの文章は、漱石の思いをしっかりと掴んでいます。そのように感じました。
文字数 4,373
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.26
1 堕落人間
「私はクズである」
しかし、私はそれを改善しよう、良い人間になろうとは生まれて16年間これっぽっちも思ったことがないのである。仕方がない、クズなのだから。私には3つ年下の妹と「ごめんなさい」が口癖の母、そして暴君な父がいる。この父がまた私を超えるほどのクズで酒やギャンブルにあけくれ、いつも家族に手を挙げるのであった。そんな父に育てられたからこそ自分はクズなのだと、考えるだけで目眩や吐き気がし、震えてしまうのであった。そんな私にも唯一の特技のようなものがある。「心理学」である。幼い時からお金は父が博打や酒に使ってしまって、裕福な家計なんて夢のまた夢であった。その時から僕の唯一の楽しみは今も変わらず近くの図書館へ本を借りに行くことであった。図書館の司書さんの優しい顔といったらもう、私の家がどれほど汚れていて、恐怖で足のすくむ地獄のような場所だと思い知らされたのである。小中学生時代、学校が終われば私は毎日その図書館に通ったのであった。
「おじちゃん、この本は何?」
小学4年の時だった、私はある本に出会う。出会うといっても奇跡的な出会いなどではなく、道端に落ちている石ころを拾うように、ふっとその本に出会った。
あまり題名は覚えていないのだが
「嫌われない人と嫌われる人の特徴」
このような題名だったと思う。ありがちな心理学本で私自身もあまり心理学を信じてはいなかった、だがしかし私は父に嫌われているから暴力を振るわれる、また嫌われなければ暴力を振るわれない、そう思ったのである。幼い私にとっての唯一の命綱、家族を助けるための手段になると考えたのである。それからというもの、私は毎日心理学本を読み漁った。マルチ商法という違法な商売を行う大人の話術から恋愛心理学まで、様々な知識を頭にいれた。個人差があると思うが、心理学というのは中々の効果で、特に分かりやすいのが女子である。顔が醜い、いわばブスでも簡単に良くしてもらえる。私はそうして父から家族を守る、助けるを理由にし、段々クズに近づいていったのである。
文字数 970
最終更新日 2024.04.22
登録日 2022.02.04