武家小説一覧
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第三章開始しました。以下は第一章のあらすじです。
志緒(しお)のいいなずけ駒井幸之助は文武両道に秀でた明るく心優しい青年だった。祝言を三カ月後に控え幸之助が急死した。幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた志緒と駒井家の人々。一周忌の後、家の存続のため駒井家は遠縁の山中家から源治郎を養子に迎えることに。志緒は源治郎と幸之助の妹佐江が結婚すると思っていたが、駒井家の人々は志緒に嫁に来て欲しいと言う。
無口で何を考えているかわからない源治郎との結婚に不安を感じる志緒。果たしてふたりの運命は……。
文字数 116,364
最終更新日 2024.10.04
登録日 2023.05.29
まつろわぬ民と天皇家が率いる朝廷軍の戦いが終わり、平安の世が訪れた倭ノ国。
倭ノ国では、稀に生まれつき白い頭髪や皮膚を持った人間――白人が生まれるが、災いをもたらす存在として断罪されることが定めとなっている。
しかし、倭ノ国・予波ノ島を治める美弥藤家の側室の娘・青は秘密裏に白人の少年・東を匿っていた。
常人には見ることのできない世界と繋がれる能力――巫覡の才を持つ東は、自分の命を助けてくれた青のために能力を使うが思わぬ事故が起きてしまう。自分の能力のせいで幾人もの命を奪ってしまった現実を受け入れることができない東は怯えていた。
そのとき、現れたのは――。
文字数 67,857
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.04.17
明治時代。
遊郭の花魁夕霧(18歳)は、元武家の姫だ。不運にも遊女に売られた。遊郭の街吉原一の美貌と名高く、店では常にトップの存在だ。気位も高い。
彼女は、吉兆のシンボル神獣麒麟を持つと噂される大富豪の老華族専属の花魁だった。男女の仲ではなく、娘のように彼女を可愛がってくれていた。
しかし、頼みの老華族の足が途絶えてしまう。ほどなく、死亡の知らせが届く。
失意の彼女に、その息子(柊理)の意思が告げられた。父を継いで彼女との契約を続ける、と。
これまでとは違う。
夕霧は新たな覚悟で受け入れるが、柊理の彼女への行動は、辛辣でプライドを折るようなものが続く。とうとう息子へ本音を出してしまった。
「下がれ、下郎!」
太客に決して見せてはいけない夕霧の本音が露わになたっとき、柊理は怒りとは違う反応を見せた。彼女を遊郭から引き取り、自由にしてやるつもりっだったというが―――。
「あんた、処女か?」
「何がいけない!?」
「処女なら話が違う」
「どうしてだ?」
柊理の持つ秘密が、二人の関係絡ませていく————。
かなしい過去を持つ元姫と麒麟の息子と呼ばれる華族の男の恋愛ストーリーです。
パラレル明治時代のお話です。設定等ちぐはぐな場面もあるかと思います。ご容赦いただけますと幸いです。
※小説家になろう様にも別タイトルで投稿させて頂いております。※
文字数 96,726
最終更新日 2023.04.17
登録日 2023.04.14
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